リアルタイム編集、いや多チャンネルビジネスの幕開け

ずっと前からいろいろテストしていますが、4Kまでいかないフルハイビジョン程度なら、もうリアルタイム編集はほぼ完成していると思います。

リアルタイムスイッチングはスイッチャーで行うため、ミスがあったらカメラ収録に戻る必要がありますが、ある程度のミスは許容される番組なら、後はOBSなどのツールでタイトル処理とか、見やすいレイアウト処理が出来れば速報としての役割は成り立つと思います。もっとも生中継配信の場合の画面保存リスクといえば、PCを経由起因による音声ズレ可能性あって、後から編集する覚悟が必要ですが。

 

リアルタイム編集するために

当たり前の話ですが、事前の準備が重要になってきます。どんな素材をどのタイミングで出すかといったディレクションが必要で、そもそも画面を一から考える必要があります。

自由度が高すぎて まだまだ自己満足に陥ることが多く、肝心の映像が小さく閲覧者目線を忘れることを反省していますが、少なくても開始前や、休憩時、終わった後といったところには、演出し甲斐があると考えています。

背景にVJ映像を差し込んで動的要素を増やす

それはイベント趣旨であったり、出演者情報、途中の本人たちのインタビュー録画してリプレイなど、様々な伝達要素はたくさんあって、映像制作という枠を超えて、新しいジャンル名が確立するのではと思えるぐらい、可能性がたくさんあります。

そもそも1画面を構成する要素としても見た目はひとつでも、リアルタイムテロップ(スマホからテロップを入れる)とかVJ(ビデオジョッキー)の動的背景を入れたり、スクロール文字ジンバルの映像子画面を差し込んだり、遠隔地の映像をリモート表示したりと、Photoshopの多重レイヤーのような演出が可能です。

 

さらには

別々の場所に居ながら1つの番組にコラボ出演できる今のVtuber事情や、編集済の映像を生中継のように配信するYouTube Premium(プレミアム)も組合わせると、さらなる遊び要素が増えて、わくわくします。

そう考えていくと、やはりYoutubeの近未来は、ひとつのお稽古ごとのチャンネルが出来て、例えばコーヒーなら豆選びから焙煎、ブレンド、抽出といった各工程毎に30分番組ずつやって、しかもYoututbe規約ではNGと思われるものの海外ではやっている製作側がCMを入れるパターンもありでしょうし、趣味チャンネルとしてお茶やお花、ヨガといった総合番組を作るパターンも成立するでしょう。

もちろん今の時代のキーワードは好きな配信主とのコミュニケーション必須なので、それらを横断、串刺しするためにおなじみのYoutuberがいろいろチャレンジするというくくりで、皆を惹きこむのがいいのかもしれませんね。

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