著作権、肖像権、商用利用 任天堂が変わる?

個人がYoutubeで稼ぐ時代は、商用利用の範囲が増えているとは思いますが、相変わらず著作権、肖像権は難しいなぁと思います。

何度か触れていますが、本来は著作権者が損害賠償で儲ける仕組み著作権法ではなく、正しい使用許諾や譲渡などを経て、対価をもらい、利用する側も著作側もウィンウィンの関係になるのが理想的な著作権の在り方でしょう。

結局は日本の著作権法も、アメリカの黒船でこじ開けられたという感じでしょうか。

初代めそ子: 彩木あかり さん © 2016-2018 Classmethod, Inc.

 

任天堂がガイドライン変更

本日のニュースで「ゲーム体験が広く共有されることを応援したい」と任天堂が個人のゲーム実況による収益化を解禁した著作物利用ガイドラインを変更し、従来は任天堂が4割の比率分配を得ていた広告収益を放棄し、100%発信者側に渡るようにしたようです。

企業相手でないこともあって解りやすく書かれていて、参考になりますね。
https://www.nintendo.co.jp/networkservice_guideline/ja/index.html」

ポイントは、サービス開始日を迎えた任天堂のゲーム著作物を、営利目的としない場合に限り投稿可ですが、例にあったTwitter、ニコニコ動画、Youtube、YoutubeLiveでの収益化は許可される様子。そして、お客様ご自身の創作性やコメントを期待していて、ゲームそのものを表示するだけの投稿はNGという感じですね。ただし無秩序ではなく、NGと判断されれば削除要求は起こりそうです。

ということで、こちらも商用利用NGな画像が多いながら学術的なローカル実験に利用予定の画像。Vtuberはまさに任天堂が言うところの創作性、コメントそのものだから、ゲーム配信も増えるかもしれませんね。

 

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