PRの光と影 闇の中の紅葉

真っ暗闇はだめですが、雨が景色の質感を描き出してくれるように、ライトが造形物の質感を高めてくれるように思います。

一方でバーチャルユーチューバーに使われるような商用OKの汎用キャラを、企業が独自に使うとなると、いろんな障壁があるようで、理由を聞いても解るような解らないようなで、なんとも難しいなぁと感じます。

それは広告に登場するタレントが、企業の色を決めるように、やはりキャラクターそのものが、その企業の色を決めてしまうようなところがあって、昔ほどオタクだけを狙っていない市民権を得たビジュアルとはいえ、例えば女性キャラなら女性社員目線で見て露出が下品などと猛烈にNGとなることがあるようです。

確かにお客さんを集めるのがゴールかというと、サービスを提供しているところは、むしろスタートになるところがあって、思っても見ない客層が来てしまうと品位が下がると感じる人がいらっしゃるのも当然です。差別はダメであまねく広く企業の商品、サービスを広げたいと経営層が言ったとしても、そのブランドが好きで入社した人や、そもそも創業者などが反対し、本音と建前が変わるのが事実のようです。全国PR案件でなくても。

 

結局企業は

大きくなればなるほど、チャレンジがしにくくなる理由の一つは、図体が大きくなって神経が鈍くなる以上に、公共的に近づくことで、失敗やファンへの期待裏切り・悪影響を極力避けたいということと、社員そのもののブランドイメージがあるのかもしれません。

本当は企業の大小関係なく、その中の人が、個性が人数分あるのが、これからのPRと思いますが、やはりブランドというものが足を引っ張ることもあるのだと確信した1日でした。来期の目標、テーマが聞けただけでも収穫は多かったですが。

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