満員電車ならぬ満員バス

仕事の合間を縫って京都に出かけたのですが、 平日にも関わらずバスの車内は寿司詰めで、 前後左右に高齢者が立っていることもあってを、 恐ろしくなりました。

にも関わらず、虚しくバス停では止まる必要があって、 降りる人はいないか、1人なのに、乗る人は5人とかで、 改善どころか危険な匂いしかしない。

でも驚いたことに、乗客のほとんどは静かで、文句どころか、 ユーモア溢れる話を知らないもの同士でやりあっている人もいる。 呼吸器系を抑えられ、片手を重い荷物、片手をポールにしがみつくのが精いっぱいな私には理解を超えた行動だけに、 やはり昔の人は強かったと、改めて思い知った次第です。

そしてもう一つ、皆から責められる立場の人は運転手1名で、 明らかに大変な状況なのに、 冷静にカーブの手前ごとに揺れなどの注意を促し、 後ろドアが満員センサーで閉まらなくても、根気よく、 荷物や体を内側へ入れることをお願いし、 車中には常に混雑へのお詫びと、前からも乗れる気遣い対応し、 降りる際には温かみのあるお礼の言葉と、 わずかに怒鳴る地元客には頭を下げ、運行の遅れを最小限にする努力と、 かつ修羅場を、感じさせないポテンシャルを感じた次第です。

やはり観光客、、 特に外人さんが増えていることもあるでしょうが、 市営のバス運転手さんにとても良い感じを受けました。にしても、 ベビーカーをたたまずフルサイズで乗る外人さんもいて、 平日でこれなら、 休日は想像できない京都を味わった日になりました。

京野菜が・・・

個人的には満員時はドアがセンサーで極端に閉まりにくくなるので、それをオフすることと、エレベーター同様の重さブザーが鳴らせ、MAXを決めること、さらには今時のリアルタイムの運行管理システムでもって、満席を感知し、空いているバスのヘルプや増発バス手配など、手段の指示をすぐさま出したり、せめて停留場に状況を伝える音声か、遅延時間等が流れるようにしてほしいなぁと思った次第です。

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