動画配信の生中継ライブを明日に控えて、4時間弱の片道をかけた現場に入ってテストをしていましたが、スイッチャーのPinP設定をしていたら突然ビープ音がなったか、3画面のスイッチャー画面の何かがカチャカチャと動いたかと思ったら、急にPCに入る絵がおかしくなってしまいました。
具体的には、スイッチャー側のマルチ画面は異常なしなのに、PC入力の縦横比がおかしく、下側が切れていることと、画面下がチリチリと変な線が出ている状況。
ひょっとしたらケーブル断線か、HDMI入力の機械が壊れたかと、もう1台のバックアップを出すも、現象変わらず。USBの入り口を変えたり、別PCでやっても再現性があることから、数日前にきたOSのアップデートWindows10の定例アップデートが原因ではないかと凍り付きそうになりました。
幸い、Youtube Live配信自体も同じアカウントで万が一の2重化配信をするので、アドレスを2つ作っていて、PC経由がダメでも、別のLiveshell Xでのバックアップ配信が残っているというわけです。絵に対する加工があまりできず、無機質な絵ながら、2重化した甲斐があったと安心して原因究明に向かうことが出来ました。
ちなみに配信が失敗してもスイッチャーアウトを録画保存しているため、Youtubeにアップロードリカバリは出来る
で、結局原因はスイッチャー側のプログラムアウトがAUTOになっていて、何かの拍子にFHDではなく、横530ピクセル?みたいな解像度になっていたのを戻せば上手くいったのですが、HDMI入力の機械が今年8月1日にアップデートが来ていることを見て最新にしたりしつつ、まさかの1時間前後を無駄に原因追求に追われたことになります。
まぁ、ケーブル断線や、LANの信頼性、カメラの電源確保やオペレートなど、とにかくLiveは水物だから、いろんなものを二重化していてビジネス上の賠償責任を最悪、免れる施策を熟慮する必要があって、今回のようなことは二度のないように忘備録にすることで、引き出しが増え、安心してライブ配信を受けられるようになることを確信した次第です。