ご先祖が戻ってくるお盆には、毎年、お墓参りに行っています。
お供え物を買い、バケツに水を入れ、線香とロウソクを持って出かけるのですが、一か所は田んぼや畑が広がるところの山を少し上がったところにあるので、何となく身が引き締まります。
都会を離れ自然の中を歩くと、より一層鳥の声やセミの声、トンボが飛び回り、ミツバチが花粉を運ぶ姿がより鮮明に目や耳に焼き付き、精神が研ぎ澄まされるというのか、否が応でも自分自身に向き合わせられる感覚があります。道元禅のごとくひたすら座るとまではいきませんが、心が落ち着いて物事を考えられるように思えます。
大阪駅周辺ではまさかの大勢の人がごった返ししていましたが、お盆はどこへやらという感じを受けて思わず驚いてしまいました。お盆の帰省に合わせてお土産を買う人や既にお参りをすませた人達だと思いますが、個人的にはやはり期間中は先祖に感謝して大人しくしておこうと思います。
といいながら、仕事山積みなので休憩は１日もできませんが。（笑）