あのバカ高いスマホが結局Appleの中で一番売れたようですが、そのiPhoneXが搭載するフェイストラッキングセンサーのお陰で、emojiを超え、モバイルでどこでもバーチャルユーチューバーになれてしまうのだから、恐ろしい話です。
例えば流行りの「にじさんじ」というバーチャルライブ配信アプリを使えば、オリジナルキャラクターを作り、背景を合成しながら、口や顔をトラッキングしつつ、生中継配信出来てしまうのだから、グリン―ンバックスタジオもびっくりだし、いくら性能はPCの方が高いといってもモバイル要素にセンサーが付くと一気に立場逆転という感じでしょうか。
しかも同社は公式キャラクター がたくさん増えてきて、それぞれがVtuber(バーチャルユーチューバー)として会員登録を増やす好循環のタレント事業のようなことに繋がるわけで、定款に書き忘れる、いや項目自体存在しない、予期せぬビジネスチャンスが一瞬で生まれる面白さを物語っています。
もっともiPhoneX1台では、足や腰といった精度の高いトラッキングは出来る訳もなく、PCに品薄のHTC VIVE+トラッカー2018などとアプリを組合わせたものには勝てません。(いずれiPhone周辺機器として無線オプションで各部位に装着出来る小さい部品で連携できるようになるのも時間の問題かもしれませんが)
しかしどんなに美人でも
愛嬌が良くなかったり、コメント全無視や怠慢だったり、配信間隔がまちまちだったら根強い下支えしてくれるファンが付くことはなく、結局は演歌歌手よろしくの、泥臭い下積み期間が必要なんだと思っています。各地方の商店街を回らず、旅費も移動時間も使わず、自宅で寝不足を頑張るぐらいだから、昔よりは継続しやすいかもしれませんが、眼にきそうですね。(苦笑)
先日Magic Leap社のMagic Leap Oneが長い開発期間の末、開発者版を出しましたが、HoloLens同様、ARやVRを超えて、日常の現実と融合できる仕組みは近づいているように思えます。
いずれにせよ、スマホ+カメラアプリだけで怖い人がチャーミングになる表現方法すら進化していて、この先が楽しみであります。
引用 ITメディア
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1801/12/news074.html