何度習っても学びが深い神道、仏教、聖書などの教え。ということで、土曜日の京都勉強会での十七条憲法の講義。
長期存続の秘訣を知るためダボス会議に宗教家が呼ばれたこともあるようですが、さすが長く続く教えはそれを求める人がいるからであり、真理の塊であるとともに、人が人らしく生きていくための道であるのだと思います。
つまりどの時代でも変わらない自然の摂理にのっとったものが多く、その中でも神道は、日本人のものの考え方に近い教え というか、人の道が書かれているから、この十七条憲法も国づくり=人づくりに至るのは当然で、事を進める秘訣やエキスがたくさん詰まっているのです。
私心によって賞罰や政治が行われるものではなく、大事と小事を見誤ることなく事を成す行為が必要。縦糸と横糸の話も様々に例えられますが、目標が縦、実行が横として、理想の文様を織りなす織物を目指して紡いでいく必要があるのです。
これは政治でいうところの目標と実践に置き換えられ、花、実と繋げていくには、根をしっかり深く張る。自分で考え、気づく訓練をして課題につなげていくことが必要。
左=日足り(ひだり)は、北極星=天皇という変わらない北を軸にして、最初に日が昇るからであり、右は終わる日没を表しています。
政治をはじめ、鉄鋼業界、各スポーツ業界やなど、明らかに腐敗しているのは、私心が目立っているからで、もう一度 聖徳太子に学ぶべき時期が来ているのかもしれません。ボクシングはパチンコ同様、日本の方が仕切っていないのでどうしようもないようですが。