菜根譚 8月分の感想

今日は京都での勉強会。京都の公園に咲く百日紅(ひゃくじつこう、サルスベリ)の花が綺麗でした。いつものように課題本の読書感想、そして憲法十七条の講義を受けつつ、YoutubeLive生中継を行いました。毎回感じますが、受講中に発言しつつ、オペレートする作業は難しいですね。(笑)

ということで、菜根譚の感想です。

64 p338 人の心は御し易い(ぎょしやすい)

–>ロシアのプーチン支持率が旧下落したのが、サッカーワールドカップの裏側で、こっそり年金支払いの年齢を引き上げる法案。

やはり武力や黄金という、人心を得るためにはまったく不要なものを握れば握るほど、人の心は離れるということですね。結局は人財を持つべしかと。

 

67 p342 魚は水を忘れ、鳥は風を知らず

–>先日、新しい撮影技術をテストしていて、周りの人たちから、休憩なしで、何時間も集中力が続くことをビックリされました。しかし、当人は必死とはいえ、楽しんでいてまったく苦とは思えず、逆に、指摘した人にも、徹夜してでも行い続けることがあることを指摘して、納得、苦笑されました。

結局は、人それぞれ、何らかの夢中になるものを持っていて、何時間やっていても飽きないことが、人の役に立てるなら、それは天職になり得るのだと確信した次第です。

 

71 p346 目的と手段を混同せず

–>映像はあくまでも手段であり、目的ではないと、ある先生に指摘される言葉です。

本節の意図は、散り際、つまり死に方を考えて、生き様を考える。だからこそその未来を見つめ、今何をすべきかを考え、達成したならば、次に駒を進める潔い行為が必要ということでしょうか?

 

76 p352 期して待つ

–>バネのごとく沈みパワーを貯めれば、遠くへ飛べると思っています。下積み生活が長いほど、人間の幅は広くなり、末端の気持ちがわかる優しさが得られる。さらには大きなトラブルで損害を出す前に、さまざまな事柄を学べるチャンスでもある。

結局は人間、花開く時期は、年齢関係なく違っていて、誰にでも絶頂期があるからこそ、比較すること自体が虚しいことだと思っています。

ちなみにセミの一生は短いことを比喩する例え話は多いですが、野外では1ヶ月持つものも多いようです。幼虫は3-10年だそうですから下積み期間が長いに違いありませんが。

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