プレミアはもうとっくに卒業して、もっぱらEdiusPro利用しています。PremiereProと比べてレンダリングが高速で、大きなサイズの動画でもサクサク気持ちよく動くからという理由が採用理由です。
現代、FHDサイズならどんなソフトを使おうと、リアルタイム編集が可能になっています。CPUスピードが速くなり、GPUなどの演算支援も加算され、カメラも気軽に高画質が得られる、あとはコンテンツのみという 今の人は本当にうらやましい状況にあると思います。
しかし1万人に満たないチャンネル登録数のYoutuberでも、超高画質なFHD映像と楽しいイフェクト使いが増える中、コンテンツだけで対抗しようとすると負けてしまう映像業者も多いと感じています。
あくまでも画質だけでも勝ちたいと思うならやはりそろそろ4Kに行くのがいいと思います。
そうなってくると、最初の編集ソフトの優劣がまたついてきます。映像初心者もユーチューバーもプロもAfterEffectsやPhotoshopを有するAdobe社しか選択肢がないと見えるほどシェアを確保していますが、実はエディウスが強かったりします。
事実今日の実験では、core i7 7700を搭載した手のひらPCで、EdiusPro8をプロキシ作成なしでリアルタイム編集し、最後にカラーグレーディングしました。
GH5で撮影した4K24P10bit,vlog-Lの映像素材をカット編集し、カラーグレーディングした34分16秒の4K24Pの映像をmp4エンコードしてみました。CPUはほぼ100%を維持しつつ、約40分という結果に終わりました。継続して約1.2倍で高速エンコできるなら あの手のひらPCがあと5年は戦えるというわけです。
ちなみに高度な処理だけAfterEffectsを使う手があります。シームレス連携が出来なくてもavi経由ならV7が結構使い物になります。その作業込みでもレンダリングが圧倒的に早くなるならその方がいいと感じています。
何のための映像仕事か
合理性は 利益追求する企業向けの強力かつ無敵の採用理由になります。トータルのタイムイズマネーを考えない作業はアート的文化的なものに向くと思いつつ、後世に残る絵描きはタイムプレッシャーがあったという事実もありまして、手放しで時間を膨大にかけていいかというと難しい話です。
また、わざと人と違うことをして無謀なかけ事、博打をするということでなく、世間のうわさや評価だけを信じるのではなく、ビデオサロン鵜呑みもいいけれど、真に自分にあった道具を探し続けることがポイントなのかもしれません。囚われる という漢字は人の周りに囲いがあるわけで、自らの力でそれを取り払う必要があるという気がしています。