字幕(文字テロップ)入れを超簡単にする

何度もこのブログで触れているテロップ合理化作業のこと。

今回も前回の撮影に続いて字幕テロップ化する必要が出てきて、編集された約20分もの映像尺をみてビビっています。

調理のマニュアルだからほぼすべての工程でテロップを入れる必要があり、しかも納期は2日もないという難しさ。まぁ実際は2週間塩漬けにしていた自分のせいなので、誰にも怒れないわけで、がむばってテロップ化をしなけりゃいけないのですが。

でも実際は、テキストだけを先に作って、ソフトにコピペして、タイミングを設定して終わり。細やかな位置決めをしても3時間もかかりませんでした。(これでも長いけれどフレーム単位のIN、OUT点設定だけはかかる)

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ツールの強み

プレミアでは流し込み作業でで字幕、テロップ作成を効率化する手法があるようですが、事前にレイアウトファイルを作って、フォント情報を設定できる細かさはあるものの、こちらの単純作業には叶わないだろうと思います。影も設定可能だし、レイアウトパターンも決められる。フォント数の変わりに大中小といった表現や、パーセント表示が使えるので解りやすい。こちら文字修飾の限度はありますが、字幕に難しいことは望みませんから十分でしょう。

面白いのはYoutube字幕にsrt出力も可能で、DVD字幕化(多言語化)も出来る。具体的には動画に字幕を重ねる動作と、埋め込むことが出来ます。テキストを分離させ、VLC Media Playerなど字幕再生機能をもったプレーヤーに表示させることも可能です。動画ファイル名と字幕ファイル名を同じにして同一フォルダに置いて再生するだけでVLCでは重ね合わせが出来ます。

 

今時、字幕をベタ打ち

をする人は減っているかもしれませんが、とにかくベタ打ちの怖いことは、二百三高地の乃木将軍戦略のごとく、とにかく無戦略?で猪突猛進状態になること。フォントを変えたいとか、センタリングし忘れとか、そもそも左揃えにしたいとか、下の位置を変えたいとか、タイミングをずらしたいとか、文字を修正したいとか、気の向くままおもむくまま感性をぶつけるクライアントもいるわけで、そうなると時間ははてしなく要求され、悲惨になります。

だから一番いいのは、ベタ打ちしてるんですよ と言いながら仕組みを使う方式がベストでしょうか。(笑)あぁ忘れていました。ツールはTmpgenc Mastering Worksです。興味あればどうぞ。

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