映像製作+写真撮影の全国分散化の幕開け

およそ撮影と名がつく業務は、撮影して、編集して、納品するフローが必要です。

写真撮影も同様ですが、映像はやはり編集工程が案外時間を食います。写真でも最近はRAWで撮って、色を変更したりオブジェクトを消すことも増えているようで、後作業が増えているようですが。

映画などは別として、この複数工程からなる業務何か月も続くイベント収録の場合は、分散すれば便利になることが多いと感じています。

 

解りやすい分散とは

ブライダルでいうところのエンドロールづくり。撮影者と編集者が別れ、少しづつ細切れに撮影者から渡された収録映像を、編集マンが定型フォーマットに合わせて、編集を積み重ねてゆく。まるで昔の餅つきのように、精密機械のように、上映時間までのラストまで、慌ただしい流れが続いていく。

この方式は現場だけで完結することがメリットであり、デメリットでもあります。こういう現場では、なかなかタイムプレッシャーが過酷で編集マンが途中で血を吐いたら作業は終わり という意味では、リスクでもあります。(過剰ストレスは腸にくるので40超えたらいろんな病気が出る恐れもあるでしょう)

 

新しい分散

カメラマンと編集マンで分散するのもいいけれど、カメラマンと編集マン、それぞれを全国のカメラマン、編集マンで分散してゆく時代が近づいています。

ネットワークや機器が早くなり、今やゲームプレイですらネットワーク越しのものが成立する。高性能グラフィック処理をクラウド上の強烈なサーバで演算し、結果の絵だけをストリーミング配信して手元に送ってくる時代。全世界の国も違うゲーマーがつながり、一つの世界を共有して楽しむ時代です。

これが映像製作の現場で使えないはずがありません。

networkshootということで、映像製作の全国分散化の幕開けと題し、編集すら複数人で分散する実験をしてみようと思います。

いろんなトラブルも起こるでしょうが、最低限の信頼性を担保しているのでひとまず安心、思いっきり本番でテスト運用してみようと思います。Youtuber向けの全国サービスも出来そうですね

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