ジンバルはカット割りを減らす?! 4K(10bit)24P + v-logL

10分の完成映像を撮るのに、ロケ時間は約2時間

と聞くと、長いようで短いようで判断は難しいですね。

写真 2017-07-08 11 36 58映像制作はどんな作品であっても絵と絵のつながりがキーになっていて、それはたぶん見たときに違和感がないとか、気持ちいいとか、表現が難しいけれど昔から培われた文法に則したものなんだろうと思います。

それが移動撮影機材を使うようになって、つなぐのは簡単になったのではと思うことがあります。

1枚をじっくり見られる写真と比べて、動画は流れていくもので、やはり上述のように気持ちいいかどうか、たとえばちらっと見えた文字が読めず、ストレスになるということも含めて、感性に訴えるものの方が主流になっているかと思います。

写真 2017-07-08 22 02 51カット割りのスチルショットや三脚ショットだけで撮っていたときはイマジナリーラインなど、2人の会話で、顔の向きが同じだと違和感がありました。これは止まっているもの同士がまったく違う絵の場合は、だれがどうやってもつながりますが、被写体が同じで場所も似たようなところだと、同ポジなどといってつながりが気持ち悪いとされる所以です。

それがジンバルなどの移動撮影機材ほとんど使ったときは、どこで繋げても、よほど2テイク目の人が歩くルートが違うとダメですが、それでなければほとんど違和感がないと感じています。

 

お寺で境内人間ストリートビュー

写真 2017-07-08 22 01 42ということで、金曜日に引き続き5時半に起きて、初訪問のお寺で、関係者にモデルになってもらっての境内をめぐる人間ストリートビューを撮影した次第です。

当然、マイクロフォーサーズのメリットを十分発揮するレンズも用意して実験したのですが、GH5の4K、v-logL、10bit撮影の後、手のひらPC corei7 7700で収録SDカードを直接読み込み、ほぼリアルタイム編集した結果、思惑を大きく超えて大満足の結果となりました。GPUを使った4K24Pの総尺10分ちょっとのレンダリング時間は16分ぐらいでした。

はじめて羽を広げてるクジャクをみた

はじめて羽を広げてるクジャクをみた

応用例ですが、これからのブライダルは、クオリティ勝負なところへは、エンドロールも4K V-logLのリアル編集が出来れば、FHD業者からリプレースできるチャンスが訪れたのではと思っています。そのころには遠方への生中継もFHDはあたりまえという状況と同時にやってくるのかもしれません。早起きは三文の徳とはいいませんが、何事も早めに行動するふとやってきたチャンスをすくいとることが出来るだろうと確信しています。

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