アップル好きな人には気を悪くするかもしれません。すいません。
個人的には今もメインスマホがiPhone4Sのまま が示す通りモバイルはアップル信者です。が、さすがにリアルタイムに見るほどのものでなくなった現在、少し早く起きて9時までに仕事できる逆算で見るようになりました。
じゃあなぜ見るのかといわれると、やはりプレゼン手法や最新情報や今後のトレンド、何よりも一流の動画見本がいち早く見られると思うから。実際オープニングは早すぎてなんのこっちゃですが、映像は綺麗で派手で、どうやってつくってるか解らないぐらい 良かったですねぇ。
にしても2時間強の時間に無駄な隙間がないぐらい、ぎっちりとマシンガントーク数珠つなぎされたのが印象的でした。背の高い1人の負荷が相当に高かったように思えますが、ジョークで一番笑わせていたことを思うと、将来のアップルCEO候補NO1と想像できます。
中身に関して
ようやくH.265/HEVCサポートのIntelCPU、Kaby Lakeがサポートさ れ、PCに追いついた感があります。まぁ18コアのXeon搭載機は、さすがに早そうですが、動画屋ならエンコード爆速で安くいAMD ryzenで良いわけで・・・
驚いたのは見渡す限り360度VR。私が100円ショップでつなげたようなチープなグリーンバックの前にVRゴーグルをつけた女性が現れたと思ったら、いきなりスターウォーズの世界が目の前にやってきて・・・・観客に彼女が体験している映像を共有するための仕組みでした。
昔から願っていたARの端末ネイティブサポートもGoogleに引き続き行われて、特殊なソフトを入れなくても使える、いやレベルの違うコンテンツを何も装着しなくても見られる時代がきそうです。目が弱くなったわたしには、過酷な3D世界には、縁遠そうですが。
iPad Proが10インチクラスになったことは喜ばしいことです。手書きは本当に身近にやってきていますし、これを促進するでしょう。
トータルでみると
もうスマホでやるべきことは出し尽くして、もっともっとPCに出来ることをよりデフォルメ(機能削除)して使いやすくする方向性にあるiOSの流れですが、高機能化がされ、高価格帯に躍り出た現在は、もう素直に2個以上のマルチウィンドウ+マウス操作ができるPCに比べて劣っている点が多いと思わずにいられません。
先のペン入力にしても、つるつるとして使いにくそうなのは、相変わらず。例えば今年中国で買った10インチ強の4万Winタブレットは、ワコムのフィールイットテクノロジー(feel it technologies)搭載のペンを使うと視差が少なく、まったく紙に書いているようにスラスラ書け、仕事に大活躍しています。YoutubeLiveも出来たし。
この時点で日本円で7万も8万もする高いハードを買う気がなくなっています。唯一 手書き文字検索は使えるかもしれません。
中国ではウィチャットと呼ばれる日本のラインとははるかに高機能な仕組み(そういえばラインもしてないなぁ)で、とっくの昔に手数料ゼロ円で実現していた機能のようですが、やはりビジネス的には個人間の送金ができるようになったことが大きいですね。