- ひやきおーがん
- 圓周寺 (えんしゅうじ)
- シンデレラビル
- 天祐(てんゆう)のかすてら
この意味があるようでない写真の羅列ですが、強引に纏められないわけではありません。健康というキーワードでくくってみましょう。(笑)
ひや・きおーがん
まず、ひやきおーがんというのは、CMで知っていましたが、こんな近くにあったのですね。しかもビルの文字もそのまま ひらがな・・・だったのですね。はじめてみた人はどう思うのでしょうね。
少しネットで調べてみると、樋屋奇応丸と書くようで、心と身体のバランスをととのえる薬とあります。高ぶった神経をしずめ、崩れた「心と身体のバランス」をととのえることで、結果として「夜なき」を改善するお薬。
さらに別ページの歴史を見てみると、日本最古の歴史書『古事記』まで登場して、深さを感じます。特に自然を恐れうやまい、自然界のすべての事象を観察認識し、利用するのが昔の医療であり、気象学、天文暦法など、さらには自然哲学、宗教までも取り入れる総合的なものだった。そして医術は主として僧侶の手によって行われていた時代があった。
まさに散髪屋さんが静脈、動脈を表す回る看板を使って、医療と散髪をしていた前段階を担っていたのかもしれません。ということで、想像をたくましくするとお寺にスムーズに繋がるのですが、とにかく精神が病の基本だということです。
コンビニ横の花
この浄土真宗のお寺 円周寺さんの前を赤い花が咲き乱れていますが、花はとても印象的でした。
あらためてこの気温がころころ変わる季節、花はとてもつらい時期だと思います。なぜなら冬を耐え忍び、そろそろ子孫を残す時期だとセンサーを働かせ、勇気をしぼって衣を脱いで花を咲かせたら、翌日寒くなって昆虫がやってくるどころか、体が冷えて終わってしまうリスクがあるからです。
一方の人間は熱いと思ったら脱いで、寒いと思ったら着ることが出来る。それだけに満足できずに、エアコンで年中同じ温度にしてしまう。四季のある国で生まれ、それになじむはずの体が、季節感がなくなれば、体に異変が起こるのは当然だと思っています。花粉症しかり2人に1人のガンしかり。オリーブの苗木でもそうですが、温室の中で育てると一気に枯れますが、適当に太陽にあてて、風にあてるだけで元気に長生きしますから。
実は年齢を重ねるとお腹周辺が太るのは、このエアコンや厚着のせいだという話があります。寒い時は脂肪を燃焼して痩せるように人間はプログラムされているのに、焼肉や日々の肉食で脂肪は驚くほど獲得しながらも、燃焼する機会を放棄し蓄え続ける。やせるためにわざわざ金を払って太陽が沈み、痩せない蓄積モードの21時以降に、必至で室内トレーニングしてしまい、病になったら要因に向かわず医者に丸投げするというわけです。(がんは食生活と精神がほとんどの要因で、抗がん剤、放射能治療は一時的以上に使ってはいけないのに・・・)
シンデレラ
とにかくいじめられ続けてきたシンデレラ。きっと心はキレイだったに違いありません。逆境が人をつくり、工夫を産む。人と比較するのではなく、自身に向かい、何のために生きるかなど深く自問し、自然からも事象からも得ようと心がけるから精神が高まる。キレイな精神は健康に繋がり、内臓がキレイということは肌艶含めて外部もきれいになる。もちろん外側からごまかしたり、怪しい美容整形や注射で暫定策をするよりずっと近道で。
その、シンデレラに出る魔法使いこそ、まさに天の助けだと思うのです。
天祐のカステラ
ということで、天祐のカステラに関しては知識がなくギブアップですが、なんと60年続くカステラ屋さんだったのですね。天祐があったというと、天の助けがあったという意味ですから、だいたいそんな感じだと思うのですが、名前が天祐というのは、浄土教的に表現するとお店自体が他力本願(阿弥陀さんに委ねる)ということかもしれません。
いずれにせよ60年続くということ自体すごいことで天命を感じますね。
ということで人の寿命も企業の寿命も、神さんの寿命もある。すべては命で出来ているというのが日本神道の考え方であり、一元生命を生きるわれわれはいまを必至で生きる必要があると思うのです。 |