車輪がどういうものかカマキリが知っていれば。。。また船づくりの何たるかを知っていれば、カジから作ろうが、帆から作ろうが関係ない。
つまり局所的なものをどれだけ知っていようが、全体像を知るものには勝てない。船でいう構造やバランスといった全体を知っていれば、どちらから作ろうが関係ない。
経営でも同様 全体＝基礎が必要なのである。
企業の基礎は企業理念、我が社は何の為の会社かが明確でないといけない。しかし儲けなければ維持できず、儲けだけに走って理念がブレたら、いつか思わぬ方向に進んでしまうことに気付く。
化粧でも基盤（ファウンデーション）が大事、技を磨くのも基本固めなしに応用はありえない。
昔の年長者が怖かったのは、その子の将来のため、基礎固めの大切さを伝える工程を、みっちり繰り返し伝えたから。いつの間にか人権、プライバシーといった個性の尊重が先立ち、親や命綱がなくなってからの、その子の将来を危うくするのが現代流の教育になってしまった。
| 孫氏は、儲けたら何でもあり的な部分が根底に見え隠れし、隣同士が常に戦争状態だった中国ならではの、ある種テクニック論。経営者優位の部下洗脳教育には良くても、社員のことや理念に思いを馳せることはないでしょう。やはり日本人は闘戦教なのだと感じ入った次第です。 |