いろんな職人から学ぶこと

botton3今日は服を作る職人何名かを、撮影させて頂く機会に恵まれました。定年を超えて、何十年もやられているベテランさんは、お顔が穏やかで、かつ普段から手先と頭を常に動かしているだけに、ボケが少ないことに気づきました。歳とってもできる仕事は素晴らしい。

いろいろ考えてきたインタビュー項目もありましたが、途中、職人は口下手だからこそ、動きでそれを魅せてくれることに気づき、動きを中心に変更しました。

botton4 botton1その一方で、技術と営業を持つ人には、インタビューをしました。実際は解りませんが、いろんな人と対面することでコミュニケーション能力が発達する一方、技術だけやっている人と比べて、技術力が低いような気にもなりました。

botton5 botton2どちらがどう ということではなく、結局どんな業種であっても、とんがる技術者か、すべてを横断するコーディネーターか、これはまさにカメラマンとディレクターの関係にも似ていますが、よほどのスーパーマンでない限り、どちらかに振れているのだと感じた次第です。

一方で職人だからといってお客さんを知らなくていいはずもなく、直接会わなくても、写真などで伝える努力が、品質にさらなる魔法のスパイスをかける技なんだと学びました。

夜は聖書を伝える職人に会いましたが、すべては罪びとのために、善を行うことの必要性を、そして愛を伝えるために、日夜頑張っているんだと、数千年前の伝道者人に思いを馳せた一日でした。

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