大きく見せるモニター
映像の人間としては、やはり撮影映像を大きくみせるモニター、特にお客様に見せる目的や、自身がピントを確認するために、欲しいアイテムのひとつだったりします。
実際、5インチ程度のHDMIモニターは所有していますが、別途バッテリーが必要だったり、解像度が低かったりで、利用頻度は少なくなっていました。
一方で、普段、カバンの中には、長時間バッテリー駆動するiPad miniやWindowsタブレットが入っていて、モニターサイズも適正で、薄型で軽量、仕事も出来るベストな構成なんだけど・・・これをHDMIモニターにするような便利なオプションはありません。
技術的には出来るだろうHDMI入力の端子のはずが、なぜかモニター単体のものが多く、電源入れてすぐ映る手軽さはあるけれど、荷物量を考えると無駄だと思っていました。
まぁWi-Fiで飛ばしたり(ワンテンポずれる)、CANONやNICONのカメラ限定ならあるようですが・・・
映像外部モニターの役割
モニター界も技術が進み、業務モニターに求められる仕様としては、ピントの山が色で見えたり、タッチによる拡大縮小、ベクタースコープ、RGBの色分布表示、ボタン一つで高画質記録できるようなものまで強力に役割が増えたような気がします。
最先端と思われるAtomos SHOGUN INFERNOみたいに、4K 60PやHD240Pでの収録や、グレーディング後のLOGファイルが見えたり、カメラをレンズ装置だけにしてしまう機材まで登場していることに驚きを感じます。
みえればいい
個人的には、logで収録することはほとんどなく、慣れもあってカメラ側で品質が確認できるため、モニター側は大きく表示できればいいぐらいの目的しかありません。
もちろんバックアップ録画出来るにこしたことはありませんが、駆動時間や記録媒体が必要だったりすると、本末転倒にもなりかねません。
自作のHDMIモニターが中国で調達すると1万ちょっとでできそうでやろうかと思っていたら、ふと、Windows10のタブレットに昔のMONSTER Liveを通すと、1280ピクセルではあるものの、目的を達することが出来そうなことに気づきました。
休止やスリープ機能でワンボタン起動し、OSがあることで、再生やアップロードさえできる多機能に変身します。
将来的には
あえて理想を言えば、もっと大きくて軽いもの。そしてモニターとしての単体機能ではなく、OS共存できるものがいいと思います。
現在で思いつくのは、軽くありませんが、HDMI2.0入力端子を持ち、Windows 10 Pro 64ビットで稼働する、4K対応の20型Panasonic ToughPad FZ-Y1CHがベストに違いありません。
2048諧調の筆圧表現の電子タッチペンもいけそうで、価格は40万近くしますが、レンタルで1万円/日のところを発見したので、また機会がありましたら使ってみようと思います。