お客様への動画納品を電子データでできるようになったのは良い時代ですね。
と思ったら、いつの間にやら先日のPC販売統計が世界で10数%程度落ち込んでいるニュースを見ました。PCを通り越してスマホ、タブレットしか所有していないユーザも多くなっていることになり、せっかくの動画納品に難がある場合も出てきます。
新しい映像の納品のかたち
今回の納品仕様ですが、あえてチャレンジしてUSBメモリや簡易DVD含め、いくつかのネット経由の納品を入れました。
ひょっとするとネットのみのご注文があるかと思ったら、さすがにこれはなくって、ファイルで保存するという文化はまだまだ根付いていないのだと思い知らされた次第です。
確かに将来も観たいコンテンツは、いくらネット経由のダウンロードが安いとしても、ブルーレイやDVDの媒体で保存しておきたい気持ちはわかるような気がします。
そこで、今回はせっかく考えたチャレンジを活かそうと、DVDなど実媒体を購入のお客様には、無償でネットダウンロード権をお付けすることにしました。
納品に向けて実験中
ですが、iPhoneでパスワード付きのWebサイト上の動画が再生できない不具合があり、悩んでいます。偶然いろいろ試して、その原因が特定できましたが、これはわかりづらいです。(うまくいったファイルと、そうでないファイルを比較して解った。MP4、プログレッシブにすべきところをインターレースにしていた。その他、音声プロファイルもAACなどの規格にあわせる必要あり。)
なぜなら、原因究明時、データを直接スマホに放り込むと再生できたからです。恐らくセキュリティー対策の意味合いでWeb経由での動画再生規格が絞られているものと思います。
写真はとっくにクラウド販売
少し前の撮影で、スチルカメラマンさんがギャラは不要だけど、その代わり、お客さんが直接ネットで写真を買える仕組みをやってみたいというチャレンジを受けました。
年齢層によっては容易くカートシステム操作できるものの、ほとんどの高齢者は概念すら解らず、住所情報を第三者に伝えるドキドキも感じていることも解りました。結果はまだ出ていませんが、苦戦しているようです。
こういうクラウドで写真群を並べ、品質に応じて価格を変えて販売する行為は当たり前になるだろうことは理解出来ますが、たとえば写真販売しているサイトですら、盗難防止の透かしを裏技すれば取れてしまうバグを気付かず運営しているままですから、まだまだ裁判リスクやトラブルを抱えながらの船出なんだろうと思ってしまいます。
でも、チャレンジをしたところにはリスク以上のノウハウという資産が付いてくるだけに、必ずプラス効果があるだろうと思います。同様にいろんなチャレンジをしていきたいと思います。 |