まさに今、健康寿命はまったなし の状態です。
街を歩けば、おばあさんが、おじいさんを車椅子で動かす。レジで長蛇の列の先頭にいるのは、小銭入れでまごつく、おばあさん。
もちろん誰が悪いわけでもありません。
働き盛りが一転
働き盛りの年齢で、新築ローンもバリバリ返していて、仕事も順風満帆であっても、血縁者が病に倒れ、寝たきりになった瞬間に、人生設計が大きく狂います。
40歳代の知人で、母親が倒れたためにサラリーマン勤めをあきらめて、目減りする預金通帳に目を細めながら、3年以上が経過しようとしています。薬の量も増えて負担がどんどん上がるけれども体はいっこうに改善せず、悪化の一方だといいます。
また現在60歳代間際の方に話を聞くと、まさに嫁さん側の父親がぼけてしまって、500キロ先で見つかったという連絡を受けて驚いたそうです。
なんとまぁ、大阪から東京まで新幹線で自力で乗って、JR東日本の事務所から引き取りのお願いの連絡があったそうです。(チケットを買ったところまでは正常だったのですね。)
結局は、そういう状態でも仕事や場所の関係で、自分達で面倒を見られず、そういう施設に預けることになりましたが、1日1万円の施設に入らざるをえなくなったそうです。
年間にすると360万。仮に10年入ると、3,600万円の出費になります。この方は両親が合わせて月に40万年金などが入っていたから助かったらしいですが、裕福な家庭ならまだしも、はたしてこの状態に絶えられる人がどれぐらいいるでしょうか?
義理の父は、幸か不幸か2年で旅立ったそうですが、自分だけの体と思って不摂生していたら、いろんな人に迷惑をかけるとうことが解ります。
健康は自分で維持するもの
これは運が悪いとか、いいとかという話ではありません。誰しもが同じ環境になる可能性があります。
肉食や喫煙、運動不足、精神負担など、様々な肉体と精神へのストレスを与え続けると、人は簡単に病気になってしまいます。
大腸がんを調査していて、全身の健康に繋がることがわかってから、もう2年以上が経過しますが、ようやく情報がまとまって来ました。
引き続き、啓発活動に勤めたいと思います。