農家さんはゼロから食という芸術をつくる!

小豆島のオリーブ農家さんと付き合ってもうかれこれ8年になります。

儲かる、儲からないに関わらず、みなさん、あらためてすごい仕事だと思います。そう、そのへんのサラリーマンや商売人では、到底太刀打ちできない根性と志があります。

  • 実りは日照条件、雨、風など天候に強力に左右される
  • 病害虫の発生一瞬で畑全部がダメになる
  • 収穫時期に台風などですべてを失う可能性がある
  • 低農薬など病気に強い木を研究し続ける必要がある(農薬に慣れすぎると自身の免疫力が減り第三の外敵に弱くなる。今大問題に!)
  • 日々の農作業が欠かせない
  • 良い品が収穫できたからといって売れるとは限らない

人間の力でできることはたかがしれていることを、まざまざと見せつけられる。祈り自然への畏敬の念が共存する、崇高な世界。

この保証もない不安定な中、暑い日も寒い日も、ゴールデンウィークも旅行もほとんど休日がない中、肉体労働をし続けるくというこの偉大な農家という仕事は、さすが神道では高い位の職業とされることが解ります。

冷暖房がきいた部屋で、コンピューターのボタン一つでお金を稼ぐ商売と比べようもない孤独で偉大な職業だと思います。

 

山梨の親戚から初のブドウ

ブドウが送られてきました。なんと知らない品種ばかり6種類。どれもこれも自家農園で採れた、食べごろマークの付いたブドウ。

さっそく食べようと皮をむくと、剝きにくい・・・・ではなく、そのまま食べて種だけだせばいいことに気づきました。本物の果実は、皮と実の間に栄養が集まっているので、人間が摂取すべきはまさに、ここですね。

そのあとはカリッと、素敵なぷりっぷりの弾力とともに、ぶどうとは思えない、渋みが少なく、糖分たっぷりの果実を堪能しました。

 

安物&量産って大丈夫?

100円ショップなどにあるトマトやナシを買って、皮ごと食べようとして、強烈な違和感後悔したことがありますが、やはり本物は違うなぁと、改めて農家さんの熱心さに感動した次第です。

まず色艶が違う。食べたら味でわかる。のどごしや、胃に入っても違和感がない。おなかが一杯になったら、いらない信号が体から出る。(本来、体がストップをかけるのは正常な信号。本来 体が欲しているままに食べる意味がここにある。しかし精製砂糖は脳をだますらしく、いらない信号が出ない、結果 食べ続けてしまう麻薬といいます。)

そういえば、巷にある赤いワックスで光らせたリンゴはさすがに、そのまま食べたら薬剤がきつい。高価なホテルなどでは、それを落とすための薬剤も購入して対策されているようですが、クスリやさんは二重の儲けでよく考えているなぁと思うとともに、トランス脂肪酸の固まる油同様、積もり積もった薬剤はいつどんな形で体の異変として現れるのかと思うと、恐ろしくなります。

また、農家さんといえども、金儲け最優先に走るところがあるのも確か。広告代理店に高いお金を払い露出をたくさんする、プレスリリースも丸投げで次々に採用される一方で、品質が悪いからコンテストには出品しない、儲けたいから混ぜ物をしてカサを増やすなどの黒い噂(さすがにこれは嘘だと信じたい)もあるぐらいで、まさに悪玉、善玉の違いを見せつけられます。

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