4カメスイッチングが出来る体制

CerevoのFHDスイッチャーを入手して、本格的に使い出しています。

<今回の撮影体制>

写真 2015-05-21 15 19 27デジタル一眼レフ2台と三脚2台、そしてスイッチャーを合わせても、旅行かばんひとつに、三脚2つ。SDカードは1枚で2時間半収録でき、バッテリーは外部バッテリー含めて3時間づつは持ちます。

写真 2015-05-21 15 18 49一人で持ち運べる体制のぎりぎりかもしれませんが、昔と比べれば、ほんと軽量化と高度化、高画質化が進んだのですね。特にフルハイビジョンのスイッチングがこれほど手軽に出来るとなると、いろんな活用法が出てきます。

排他仕様なので、スイッチング作業中は、ネット配信や、メディア保存は出来ません。しかしHDMIのスイッチャーアウトに、2万程度のポータブルレコーダー(18MB/s)に保存すれば問題なし。これで後で2カメ編集作業を大幅にカットできます。

 

スイッチャーって何?

写真 2015-05-21 15 21 52そもそもスイッチャーというしろもの。数百円で購入出来るHDMI切換器を知っている方も多いかも知れませんが、これは接続と切換が簡単になるだけで、瞬時に機器接続が出来るわけではありません。HDMIには、機器同士のネゴシエーションのために、5秒ぐらいは待たされるのが通常です。

それではライブ中継などの仕様に耐えられません。ということでリアルタイムに切り替えられるスイッチャーというものがありますが、本来はスケーラー搭載のスイッチャーは高価なのが常でした。スケーラーとは、大まかにカメラ側の設定に関わらず、スイッチャー側で設定した解像度などにスケールを合わせてくれる機能のことです。

 

トラブル?!難点

難点は操作端末であるiPad miniと接続した際のトラブル。おそらくネット接続不具合などのタイミングなのでしょうが、スイッチャー本体がハングアップすることが多いです。こうなると電源を切るしかありません。もちろんファームウェアも最新バージョンにしています。

写真 2015-05-21 19 14 34今回は、開始10分前にモバイルルーター経由での双方接続をやめて、APモードといって、スイッチャー本体がwi-fiサーバーのような動きにして、ipad miniが直接乗り込む形にしたせいか、いっさい問題なく3時間弱の収録が完了しました。

何が楽しいって歩きながらもスイッチングできること。APモードの場合は5G帯域とかで、レスポンスも上々。

 カメラオペレートしながら、スイッチング。一台固定の場合は、案外、やれるもんだと実感しました。トラブルは再現性が出てくれば、メーカーには報告したいと思います。

残り2口あるので、ipad miniでお習字とか、サッカーの解説とか、クロマキー組合わせてウルトラマンとか、楽しいことがいろいろ出来そうです。特に学校などの教育系には抜群なコストパフォーマンスを発揮しそうです。

 

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