手持ちでブレずに撮影するのはとても大変なことです。しかし収録を60Pで撮影すれば、少なくても30P利用では、2倍スローに出来るので、このブレが少なくて済みます。
もっとも息を止めるのはもちろん、それなりに練習しないとブレルことも多いです。(三脚を持ち歩かない手軽な撮影は、絵の自由度が増す分、何度が上がります)
さらにデジタル一眼レフ系は、電車など動きの早いものを撮影するとこんにゃく現象といわれるローリングシャッター問題はついて回ります。最近はグローバルシャッター搭載のものも、ようやく出始めているようですがまだまだ60Pといったものは難しいようですが。
とにもかくにも、ボディーとレンズを合わせて1Kg前後の軽快な撮影機材は、移動のための交通手段に電車やバスといった選択肢を増やしてくれるメリットがあります。
特にマイクロフォーサーズはデジタル一眼レフの中でも軽く、焦点距離が2倍なので、35mm換算で200ミリなら400ミリといった高倍率なレンズが、軽く手軽な価格で手に入れることが可能です。広角も12ミリとか9ミリがあるので、実質18ミリがあるので実用的です。
また、撮影現場では、たとえば企業のVPなどで、ユーザマニュアルなどの人間目線の映像を取る場合に有効だと感じています。
大きなカメラもまわすこともありますが、威圧感や物理的な取り回しの難しさもあって、やはりこういった軽快なシステムを知ってしまうと、元には戻れない怖さがあります。
後はクライアントにチープさを指摘された際に、対抗できる答えを持っているかどうかぐらいでしょうか(笑)
ということで、3千円ぐらいで買った短焦点レンズを付けた映像です。
60Pだったり、小さな昆虫を大きく写したい場合は、30Pで光学2倍ズームにした映像もありますが、面白い絵になっていると思います。さらにアップするために、マクロレンズは今後手に入れたいと思います。