プライバシー、表現の自由?!

ソフトウェアの世界の「オープン」とは

無料で、自由に利用できるソフトウェア、データ、プラットフォーム、アクセス、適用範囲を指す。これは支配者を追いやり、イノベーションを育む。・・・(一部略)・・・オープンデータの活動は、データの公開によって政府の経済効率や知見、そして市民の信頼を向上することを目指す、非中央集権化とともに人々に力を与え、経済的、社会的利益をもたらすイノベーションの土台 とも書かれている。

と雑誌 「WIRED Vol.14」のティム・バーナーズ=リー(WWWの産みの親)は言っている。

まさに、国家が個人を管理し、税金などを集める仕組を考えると、まったく逆の方向にあるものと思います。

 

年貢を納めてきた農民

写真 2015-04-01 19 09 20昔、農家は検地された田畑の大きさに合わせて年貢を取り立てられていました。庄屋を経由し城主、最後は幕府にいくわけですが、幕府の決めた数値を度外視した行動もあったようです。

私腹を肥やそうとする城主に、成績を上げようとする役人。直接検地に関わる地元役人が、水田運用の効率化とは無関係に検地データを水増しし、年貢比率を高め、農家を苦しめていたようです。

豊作ならまだしも、不作の時にも容赦ない取り立てがあったことが重なり、天草四郎 島原の乱など巨大な百姓一揆が勃発するのですが、このころまさにこれがオープンシステムがあったら、不正をツイート出来ることになっていただろうと思います。

 

オープンsystemの理想

写真 2015-03-29 22 10 02オープンは理想な形ながら、真の三権分立(立法権、行政権、司法権) がなされていない国においては、やはり国がというか既得権益者が、それを必死で食い止めようとするのは当然の流れだと思います。

なんだかんだ昔の農家がきついといっても、ひょっとしたら現代の方が、「契約」という名の企業間 独自の法律がある分、もっときつくなっているかもしれません。ブラック企業に努める社員さんとか、24時間コンビニで働く人とか・・・

写真 2015-03-28 0 12 54囲い込みが強すぎて乗り換えが困難なSNSなども問題で、やはり最終的には各人が第三者からなんら束縛を受けない独自のHPや生中継動画配信などの配信ツール&番組を持ち、それらを自由にリンク出来る仕組みが必要だと思います。

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