歩きながらWindows8.1を操作。
お客さま当店は23時で閉店です という声で慌てて店を飛び出す。
最近は、24時まで仕事をすることも少なくないので、たまにこういう事態に出会うことも珍しくない。
喫茶店で23時まで営業するのはとても大変だと思う一方で、15分前から掃除をする店や蛍の光を鳴らす店など、さまざまで、とても興味深い。
それはそうとLivaのWindowsパソコンの電源を切るには、シャットダウンが必要。しかもモニターはモバイルルーター経由でiPad miniが代行している。
放り出されたのはいいけれど、シャットダウンをしないで、出てきてしまった。
ある種デスクトップ型のLivaPCの電源を起動したまま、街を歩くというのはなんとも不思議な世界だ。
モバイルバッテリーで起動しているため、USB経由の電源ケーブルが外れたら落ちることになる。
にしても、歩きながら、Dropboxへ大容量ファイルをアップロードしたり、FTPサーバに動画をアップしたり、シャットダウンする行為はなんとも新鮮だ。
また、完成した動画をSDカードに入れて、無線でiPad(iOS側)の写真フォルダーに入れることが可能なのも面白い。
無線技術と、OSやクラウドサービスの進化でいろんなブツが、有機的に繋がる便利な時代がやってきた。問題はそれを使えるかどうか。やはりデジタルデバイドはこんなところにもある。
ARが広がる可能性
先日知った技術。ARというものだけれど、2年前から騒がれていたのですね。
なんと、名刺大のカードにスマホをかざすと、動画が現れる。紙媒体の向きに併せて四隅の扁平が変わり、かつ雪を降らせたり、新しい表現が可能になるというもの。
技術だけ見て、単なるにぎやかしの仕掛けに、それがどうした!?と思っていたけれど、ひょっとすると衰退するかと思われた紙媒体が蘇えるきっかけになるかもしれない。
新聞やカタログをどれぐらい見られているかのバロメーターに。しかも稼動統計が細かく取れるため、見たエリアや端末など、細やかなマーケティングに使える。
時代は古いも新しいも巻き込みながら、やがて、あらゆる年齢層に広がり、新しい渦を形成してゆく。これが文化になるんだと思った次第です。