大げさなタイトルですが
スマートフォンのライブ4Kであり、しかも夕方の難しい時間帯だから、たいして威張れる画質ではない
のですが、それでも解像度も配信負荷も、いつものFHDと比べたら4倍になるわけで、今まで、食指が動くとか、やってみよう と思ったことはありませんでした。
しかし、小型PCに回線を集約して、ネットが太く早くなるなら、ひょっとして と鼻息が荒くなり、事務所にて1カメでテストしたら思いのほかうまくいったこともあり、いざロケ現場に出かけることにしました。
日本の外国へ移動
思いついてすぐ行けるといえば、大阪城公園ですが、やはりというか、とても大勢の外国人観光客が訪れていました。
それは解っていたから、機材群を観て、興味深く近づいてくる人を相手にしたくないこともあり、いつもは、公園入り口からさほど遠くないところで実験をするのですが、今日は、荷物がいつもより軽いこともあって、奥深く進んでみました。
で、気づいたら 大阪城の目の前の広場まで到着していて、15時過ぎのピークを少し過ぎたとはいえ、世界各国から様々な人種のるつぼと化していました。
目の前は避けて、ため池側に行って、準備をしました。
なぜか雷がどんどん近づいている音がしていて、たまに光もあって、いざとなれば、雨乞いする必要があることを意識しつつのセッティングとなりました。
結果的に実験は失敗
3回線を合わせても、FHDでも厳しい数値しか出せず、別回線加えたり、入れ替えたりしてみたのですが、到着して間もなく 配信は諦めることになりました。
実は開始直後は、そこそこ早かったので、少しだけ公開ライブ配信をしたのですが、すぐに遅くなっていき、回復しそうな気配もないまま、事実上止まってしまい、すぐに限定公開に変更して、閉じたのです。
せっかく来たのでもったいない。
では録画にしようと、4K設定したスマホ3台を、スイッチングしながら画面を切り替えつつ、声は常に同じピンマイクから話すというスタイルに切り替えました。
実質は、8Mbps程度の記録であり、しかもレンズがスマホ品質なので、4Kといっても、FHDにしか見えないかもしれませんが、やることに意義があるし、少しだけで配信が止まったライブも、FHDでなく、4Kと表示されるだけでテンションが上がります。
ということで、さほど何もない映像ですが、4kという解像度だけはキープしたので、掲載したいと思います。
アップロード途中にて 4K閲覧には時間がかかります。
今日の学び
回線はおそらくみんながスマホでのライブ配信や、通信を多用した環境だったから、混むのは当然だったかと思うのですが、思いのほか以下のような違いを学びました。
- いろんな機材のバッテリー消費が大きくて驚きました。
- 録画と配信を同時にすると、回線が詰まること
- 録画PC側のエンコード負荷が高くなって、スローモーションになる
- 音ズレも多少ある
つまり今回のパターンだと、録画か配信のどちらかを選択するしか手段がなかったように思います。
というように、より厳しい条件で、絶えられる仕組み作りが出来れば、普段のFHD仕様なら、とっても安定的かつ、とっても簡単になっていきます。
普通に考えたら 簡易とはいえ、モバイル環境で4Kで3台をスイッチングするというのは、とても想像が付かないことであり、一つ階段を上がれた気がします。(^0^)