やっというか 要因を調べていて 解ったこと。
先日のイベントで2時間の準備時間を大幅に削って、ギリギリまで焦らせた要因が判明しました。
まさにNDIの仕様というか、不具合のように思います。映像はちゃんと送れるのに、音声送信はなにかと不具合が多いのがこの規格。
結果的には無線接続したPCから HDMI出力するのは映像だけにして、音声は本体から供給した方がいいという結論に至りました。というより、今回のようにHDMIで直接本体とプロジェクター接続するのが無難。
現地で使っていたマシンと、より高性能なマシン二種類で無線・有線でテスト
当初は、現地で使用したマシンが3万ぐらいのPCだったから、性能が悪かったのか、無線LANが安ものだったからとほぼ想定しつつ試していたのですが、「どうもそうでない」と判断してからは、ルーター側を最新のファームウェアにアップグレードしたり、小型PC側のWi-Fiハードのドライバーを最新にしたり、Wi-Fiドライバーのパラメーターを触ったりといろいろ深みにはまりました。
データが重いからかと、タスクマネージャーを起動しながら負荷状況を見ていたのですが、CPUもメモリも、何よりもネットワークも、さほど負荷がなく、問題がない。
最後の最後で、高性能マシンであっても途切れることがあり、何よりも映像が乱れず、音声だけがついてこずに、途切れるということが解りました。
これは同時に2台のマシンを起動して、別マシンから映像を送り出し、同時再生して解ったことです。全く問題なく流れる中、音声だけが、片側で流れたり、もう片側で流れたりと、現象が一定しません。
つまりマシン性能に依存しないことが解ります。
そういえば かつてスマホ4台である省庁向けのテレビ会議支援をした時に起こった
マイク部分を各スマホ側に任せたものの 上手くいかないスマホがあり、結果的には一つのポータブル音声レコーダーになったことを思い出しました。
つまりNDIの音声はまだいろんな問題を抱えている。ということ、強依存は、リスキーだということが解りました。
ほんといろいろ試さないと解らない・・・難しくも楽しい世界です。(^_^)
結局は絶対にトラブってはいけないものは、有線&再生マシンから直接再生に尽きますが、そういう飛び道具の選択肢を持つことで、俊敏で柔軟な対応が出来ることも学んだ次第です。