先日、芦屋にいった話し
アメリカ合衆国が生んだ,20世紀最高の建築の巨匠と呼ばれた人が、迎賓館の設計をしたようです。
日本では帝国ホテルなど3箇所だけ、設計に関わったとのことで、その一つがこの芦屋に ヨドコウ迎賓館として現存し、ありがたいことに今も閲覧可能になっています。
あらためて機能性、合理性の追求を目的とした人が多かった時代、有機的建築というジャンルの確立、自然環境と融和すべきことを強調し、機能性だけでは豊かな人間性は補償されない?としてこの様相に行き着いたようです。
が、あらためてライトが帰国した後で、依頼主が、畳を要望したようで、本人も驚いたことでしょう。
日本文化は世界をリードする
奇抜で 不思議な感覚、木々も生きていて 景色とも融合する。ただし住むというより、やはり迎賓館。
住む場所ではないから当然でしょうが、この畳の部屋に入ったら落ち着いて何時間でも居続けられたから、面白いです。まさに
昔から日本は寺社の多くが自然を活かしていて、庭や川や海、山を模した庭を持っている。砂で描いた水の流れ、絶妙な空間美、まさに人間が主張するものはなく、すべて添える形を取っていることが解ります。
日本の真骨頂は、それを観る人で完成するということ
外人さんがサステナブルとかSDGS, CO2問題、LGBTを言えば言うほど興ざめします。日本はとっくに先進的であり、持続可能であり、世界最古の文明を維持できていて、極端に言えば、むしろ彼らに花を持たせてあげた&譲ってあげたとも言えることに、日本人の奥深さを感じた次第です。