論語感想:勉強会宿題

p.426 子張 第十九

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子夏のことば。日々に新しいことを知り、月々に復習を怠らないようにするのであれば、学を好むということができる。

ーー>とてもシンプルながら、難しい言葉。
「新しいことを知る」は比較的簡単。人々が日々、ニュースを求めるのと同様、人間の性質そのもの、習慣化し易いかと思っています。

一方で「復習を怠らないこと」が難しい。

脳科学的にもシナプス形成・蒸着は、神経をゼロから通す行為。何度もの復習が、神経を太くさせてゆく。つまりより深く記憶される。
最初は痛みを伴うがやがて喜びに変わる。

深化させるには関連性で繋ぎルートを増やすことが望ましい。
まるで富士山にいろんなルートがあるように。

富士山:日本一高い山、日本の象徴、3776(みな成ろう)メートル、山梨県、静岡県、ふじやま・げいしゃ・はらきり・すきやき・にんじゃ

・昔、富士山が思い出せず 日本一高い山といって呆れられた
・半袖半パンで傘なしで行って、危なかった
・頂上で風ビュービューの中、外人さんのタバコに、マッチで火をつけてあげた

体験した時の匂いや風景全体、経験を追加することで深くなる。
興味あるキャッチコピーだけが目に入るのと同様。
これこそが脳の欲求、まさに生物としての生きる本能。

そう考えると復習というのは、自分だけでなく、具体的には人に話して使う、youtubeなどで発信しコメント議論が深まれば、より刻み込まれるのだと思いました。

ビジネスならば、より興味あるモノは自然と深くなるし、研究所での追求・発掘で、より新しい関連知識とともに、深められる。

般若心経の「知性の自殺」をはかりながら、残るモノを大事に
結局それが天命、宿命、種に繋がるのかもしれません。

 

 

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