ライブ配信が誰でもできるようになっても、
- 野外で超高音質での配信
- 移動しながらの配信
- ワイヤレスでの配信
- ビデオカメラでない高画質デジタル一眼レフ配信
- マルチカメラでの配信
- 光回線が無いが、そこそこクオリティ維持
- 数名での配信クルー
- 電源がないところでの2時間配信
- スイッチャーとは離れたところからスイッチ(スマホ)
という要件を突きつけられたら、なかなか実現は難しいのではないかと思います。
さらには、字幕表示も、今日の実験で可能になりました。
さらには、先日の実験では、あらかじめ簡単な処理でジョイントすれば、世界各国の誰かのローカルネットのカメラ映像も取り込み、スイッチングに混ぜられるようになったので、ほば配信については無敵な予感がしています。(光でなかったとしても、H.265などの圧縮技術でより映像も小さくなりました。)
もちろん、iPadもスイッチャーや、仕組みに入れて、合成させれば、手書きを映像の上に合成させて表現力を高めることもできていますから、圧倒的に他社にはできないところまで到達した予感がします。
実際の本番を想定したテストで 高めていく
単純に、「できる」という設計上、机上のテストだけでは信頼を得られないのですが、実際の本番を想定した現場テストでやって、実績を重ねていけばもう誰もが追いつけないところまで到達することが可能かと思っています。
もちろん、入力系も抜かりはありません。キーボードも自作して超高速に入力できるわけで、声で文字認識で打つのが早いのか、キーで打つのが早いのか、はたまた手書きで書くのが早いのかということで、状況に応じてベストを選べば、伝達力は圧倒的に優れると思っています。
録画して配信するアーカーブスタイルの録画映像 というのは、あまり観られなくなると思っていて、その一方でライブ配信は、沢山の映像渦の中で一抜けするために、必須の技術だとも確信しています。
つまりは、すごいセンスの良いカメラマン1名を高額な中継車1台と、美しいアナウンサーを使うTVスタイルもいいかもしれませんが、同時に複数拠点からリアルタイムに生中継をやり合う、北海道から沖縄まで、テキパキとスイッチングできる時代が、やってきたことを嬉しく思っています。
もっとも、裏回線という連絡手段が欠かせませんが、そちらも研究したいと思います。
当然、ZOOMを使えば、日本どころか世界中で簡単に双方向通信がでできるのですが、こちらの手段では、ZOOMを混ぜることもできるし、高画質で配信できるというところが大きな差別ポイントで、そのままYoutubeなどに配信して世界に届けられる威力は、ビジネスでもニュースでも誰もが届かない領域まで到達できると信じています。
ということで、技術はやはり最後の砦だと思うのです。