身軽な高性能 iPad mini6!
以前も書きましたが、初めて自腹で買ったiPad。待って待って最後に買ったこの機種がほんと最高で便利に使っています。
特に想定していたより実践が進んで、恐るべき超能率で映像が量産できているように思います。
もちろん、撮影から編集、MA、カンパケといった一連の映像製作を体験しているものからすれば、荒い部分は相当ありますが、それでもそれを補って余りあるメリットで溢れています。
一つでなんでもやる欲張りタブレット
かつては、カメラは専門カメラ、記録媒体、モニターは電源別のモニター、お絵描きは液晶ペンタブ、編集は高度な据置きPC、インターネットは通信装置、納品はDVDといった、バラバラパーツの組合せが当たり前でした。
その機器構成が一気に一箇所に固まってきたといえます。
もちろんpcが大部分を単体で担うまでになっていましたが、タッチパネルや手書き文字(ペン)、何よりもバッテリー問題や、ディスク容量をクラウドで補完しつつ、保存・共有手段でさえクラウドになったわけですね。
驚くべきことは、単なる置き換えではなく、子供でも触れる簡便さでもって、起動の素早さ、そして映像レンダリングの速さを発揮する性能、アプリの豊富さで、超効率アップに王手をかけた感があります。
ソフトウェア価格もかつての2桁ぐらい小さくできるのも 何気に凄い。
まだまだ進化を発揮できる
とはいえ、ZOOMなど、モバイル扱いにされて不便なことも多いiPadです。性能が高い分、早くpcと同等の機能を使わせて欲しいものです。
だからこそ、欠落した感のある不便なソフトウェアキーボードはやめて、アップル純正のペタペタメンブレンではなく、外付けの良いキーボードを持ち歩くメリットを強く感じた次第です。
あぁ忘れていました。iPad miniはv6でようやくUSBーCをサポートしてくれたおかげで、ドック経由で機材が豊富に使えるようになりました。
さらなる競争が便利を強めてくれる
Apple自身も、自社との戦いをしているように見えます。PCも専用OSも持っている中で、どう融合していけばいいか悩みつつ、iPad側で芽が出た機能を、PC側に逆流させていて、面白い流れが見て取れます。
さらにはWindows11ではAndoroidのアプリが直接動くとかなんとかで、打ち負かしたGoogleやMicrosoft連合との次の戦いも始まっているのは、楽しい世界です。
いずれにせよ、多くのユーザを引きつけたものが勝つ世の中になったのも確かで、今後の行方が楽しみです。
クリエータが恩恵にあずかる良い時代
心底、お絵描きさんや、作家さんなど、映像制作もそうですね、多くのクリエーターは、どこでも気軽に仕事ができるようになったわけで、小学校からタブレットネイティブ世代が成長した時の、新しい製品・サービスの展開に期待が高まります。
ということで、歌舞伎キーキャップを付けた自作キーボードに、本物の歌舞伎や能映像をくっつけて遊んでみました。古くて新しい日本文化はほんと奥が深く楽しいですねぇ。
歌舞伎、能の映像入りプロモーションビデオ