論 語

今日の勉強会宿題は論語

老先生の教え。教養人とはこうだ。重厚さ、すなわち中身の充実(誠実)がなければ、人間としての威厳はない。学問をしても堅固ではない。このように質の充実つまりはまごころを核とすることだ。(そういう生きかたをする)自分と異なり、まごころの足りない者を友人とするな。もし自分に過失があれば、まごころに従ってすぐにも改めることだ

昔、古事記の勉強で災厄をつかさどる神 禍津日神(まがつひのかみ)がおられる、禍事(まがごと)は、 が(我)を抜くことで まごと=誠になると学びました。

まごころがある人はまごころを感じる人同士で繋がり、気が付かない人はそういう人で繋がるから、同じ世界の中で、別世界が形成されているのだと感じます。

未経験のジャンルであっても成功できる人は、まさにこういう人なのかもしれません。特に今の時代は、同じものは世界中で探すことが出来る。しきたりや専門技術は、ネットで学べる。だからこそ人間を相手にする商売である限り、人にまごころが伝搬すれば、良い結果になるし、社員選びでも、トップの同じ考え方が電波してゆくわけで、良い社風が形成されるのだと思います。

さらに個人が使うSNSでは感情のメディアであるから、個人の共感数が登録者数などの人気のバロメーターになる。そうやって考えると、政治では、たくさんの嘘と、まごころが見えないパワー政治で、世界一の嫌われ者になった中国共産党は不幸であり、自国で産まれた朱子学どころか、イソップ物語 北風と太陽や、王様の耳はロバの耳もしらないのでは?とかわいそうに思います。

今国会で批准すると言われているRCEPですが、TPPよりも圧倒的に契約枚数が少なく、トラブルが見えています。まごころを尽くして落としどころを見つけるべきですが、この国のまごころは皆無であり、やめて欲しいなぁと思います。

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