HDRのYoutube投稿はまだまだ奥が深い

以前にもチャレンジしたHDR出力、今回三回目。

DavinciResolveでの出力時のエンコードも難解だったので、HDR 編集、出力にも対応したTMPGEnc Video Mastering Works 7にv6からアップして作ってみました。

今回も数秒の実験では、なぜか映像を作ったPCでYoutube再生すると、ペイントを塗ったような反転したような絵になります。二重に処理がかかったような感じ?

ただし、GalaxyNoteのYoutubeではちゃんとHDRになっていて、明るく綺麗に4Kまで見られます。

ディスプレイの詳細をメタ情報として自動入力可能

出力時のカラープロファイルでテンプレートを選択

HDR素材を読むと 自動認識

編集時のカラーマネジメント設定を有効にする

 

あらためて難しいHDR

いやぁあらためて、撮影含めて、閲覧者環境を選ぶHDRはまだまだ鬼門ですね。複雑なカラー空間設定とかnitの考え方とか専門家でなければほんと難しい。当然、ユーザ側のモニターの明るさ性能にも依存するし、作り手が作ったモニターなどの情報が解らないと最適化は難しくYoutubeの設計者もほんと大変だと思います。

ネットフリックス専用に作られた映像作品でもトラブルが起こっているようで、HDRを持たないユーザへには暗闇での戦闘シーンが暗すぎて、何が繰り広げられているか、さっぱり見えないという話をよく聞きます。

映画館を想定して撮られた映画をスマホで見ることへの批判同様、さらにカラーや明るさまでとなると、作り手とみる側での差が開くのはやっぱりお互い不幸ですね。

本編のアップロードは後日ですが、どうなるか楽しみです。

コメントを残す