先生と生徒と聴衆と...サステナビリティー

撮るだけは撮っても、編集や公開が大変だった映像制作

写真のようにビデオを撮る時代が、まさかこんなに早く訪れるようになるとは思いもしませんでした。(もっとも今はタイムラプスやステディカム動画、空撮など多彩ですが)

でもまさか、毎日、動画を作ってアップする人と、見ず知らずのそれを、100万人単位の人が会員登録し閲覧するという、まさに市場を作るところまで、こんな短期間で行き着くとは思いつきませんでした。

知の共有”といった高尚(こうしょう)な理想を通り越し、日々のペットのかわいいしぐさや、面白くない?素人のダラダラしゃべりに、ハプニング動画や、感動動画、TVや音楽番組といったプロの作品、洗脳しようとたくらむ宗教動画まで、まさに60秒という短い時間の間に、なんと約 100 時間分の千差万別の動画がアップされ続けています。

もちろん1本につき、アクセスが数件ということも珍しくありませんが、アクセスが多いものの中には、クオリティー(画質)がいいとは思えないものも数知れずあります。一方で、笑いや癒しなどを求める人が多いことを感じさせられます。

いち早く飛び出したYoutuberの成功を見て、負けじと後に続く人たち・・・。プロもアマも、経験ありもなしも、老若男女、国を超えておんなじ土俵。会社に属する者なら、定時だから、休日だからといった限界点がありますが、良くも悪くも”自分が全て”。カメラや編集技術の進歩と同時に、ファンを獲得し、継続し続ける力が上がり、気がつくと名ディレクターがたくさん増えそうな勢いです。

 

 学びたい、盗みたい といったハングリーさが、映像ソースを通じて、先生と生徒の関係を、形成していく。お金がきっかけとはいえ、これこそがサステナビリティー(持続可能)な世界だと思いました。

仲良い白鳥の夫婦?

ということでYoutuberになるために自然の力を借りた動画を....

 

白い軍団 急接近(笑)

公園の池のほとりに座って、パソコンを触っていたら何かが急に近づいてきて、恐怖を感じました。

とても体格のいい、2羽の白鳥でした。

 

日も落ちて、18時ごろの照明がつくかつかない中、

暗闇から現われたので度肝を抜かれました。

きっとエサくれると思ったんでしょう。

しかし一方が、行き過ぎたのか

ちょっと待てよとつっついてこちらを向かせる様は、

まるで長年つれあった夫婦にも見えました。

本能のままに生きられるうらやましさと、何者にもなれない息苦しさを感じた次第です。

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