人生というべきか、結婚のパートナーというべきか、いずれにせよ見えない赤い糸と言われますが、なんと、見える糸があったようなんです。
一方で、普段、香水を多用する人は、運命の人と出会う機会を逃してるかもしれませんよ。^^;
厳密に言うと、匂い。
スイスの大学で、男性Tシャツを、女性に選んでもらったところ、自分とミスマッチ率8割のHLA型の彼を選んだそうです。
HLAとはヒト白血球抗原のこと。
私も登録する骨髄バンクですが、移植時に型の適合をチェックする大変重要な識別子になります。
そもそもHLAの役割は、体内で病原体と戦う戦士。合う確率は低く、兄弟で1/4、両親であっても数万分の一、他人なら…
とにかく、我々人類は、進化の過程で、より豊富な種類を集め、病気に強くしながら、生き残ってきたと言われます。
だから現代も、強い子孫を残すためにパートナーに求めるものは当然、自分と異なるHLAの型をより多く持つ相手。
人類は本能的に異なるHLAの型を持つ異性を選ぶようにインプットされてるようで、これがどうも、相手の体から発する匂いで違いを見極めているようなのです。
不思議な話だけど、なんか納得できますね。
蛇足ながら、家族で食事中のお父さんのオナラを匂い合うのも、、自分にない菌を補充し、腸内細菌の種類を増やしているという説もあります。
匂ってる時点で鼻に吸い込んでるのだから、女子高生の娘を持つ父親は、堂々とやるべきなのかもしれません。まぁ悪臭は悪玉だから肉ばかり&運動なし親父のはダメかも。…^^;