動画配信、生中継の先にあるもの

先日、サブ会場に映像を届ける手段としてYoutubeLiveやOBSを絡めるやり方をお伝えしたお客さんから、今朝早く連絡があり、本番5分前に何とか事なきを得たようでほっとしました。生はほんとドキドキだし、テストは前日に完結すべきだということが、未だ伝わらない様で(苦笑)

 

ビデオ制作のトレンド

ビデオやデジ一眼で記録して、見やすくカットした後、ナレーションなどを入れて、効果音やBGMを付けて完パケする流れは、Youtuber(ユーチューバー)のお陰さまで、随分、一般の方にも知れ渡ったと思っています。

映像ビジネスを営む我々が、ビデオ撮影の難しさも手軽さも伝えにくい部分をあっさりYoutubeと多くの一獲千金を夢見る素人製作者が乗り越えてくれたということになります。

こうなると映像製作の領域は、たとえば映画や番組作り、スポーツ撮影といったノウハウが必要な大勢が関わる領域や、より専門的・顧客特化な方向に向かうものです。また最近は縦長動画やスクエア動画も増え、料理やファッション、トレンドといった用途に絞った業者も増えてきました。

 

昨日のAmanoの社長さまの話

音楽アーティストが車で移動しながらライブでお金をゲット!

にもあったように、少なくても大手車のCMは既にカメラマンや編集マンの出番は少なくなっており、道路上を単独走行しつつ、素敵なアングルでさっそうと通り抜ける絵CGのみで出来るようで、ファッション系も一色作れば、他の色はワンボタンで置き換え可能ということで、AIやCGの怖さも感じています。

こうなると、映像制作者の道は狭まっていくわけですが、いずれにせよ、一発大きな魚を釣る時代は終わっていることから、小さくても定期的に、市場が求めるものにシフトしていくのは当然の流れです。

もちろん新しい市場を作っていくことも必要です。企業のテレビ会議システム需要もそうですし、もう一つのトレンドは、敷居がかなり下がったリアルタイム映像配信だと思っていますが、既にYoutubeLiveを行う演者も増えており、何よりもスーパーチャットでお金を直接投げ銭してもらう人も増えています。

著名なユーチューバーの中には、企業とコラボして自分の商品を開発している人もいますし、やはり通販がそろそろ来るのだろうと感じています。もっとも、Vtuber(ブイチューバ―)と呼ばれるところは、相性の良いTシャツやステッカーなど周辺グッズ展開はとっくの昔に行っており、ノウハウを貯めた者が次を制するみたく、面白い展開をしています。

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