記録係は孤独?! ワンマンショー

小さく予算が付きにくいイベントでは大抵ビデオの収録は1人孤独だ。照明さんや音響さんなど役者さんと密に繋がる舞台づくりは一体だから当たり前だけれど、練習含めて長時間一緒にいるから、一体感、連帯感が自然と醸成される。

当日、舞台の荷物を運んだり、大道具をくみ上げるお手伝いをしたとしても、やはりビデオ撮影(収録)は、簡単なジャンルに位置付けられるし、難しい部分があるとはいえ、一体感とはかけ離れた疎外感が伴う

もちろん打破したければ、ドキュメンタリーづくりで練習風景から参加すれば、同じ立ち位置になるのは間違いない。ただし、素材が増えれば増えるほど、編集という終わりのない作業が待っている。これこそ共同作業どころか、さらに孤立を高めるから収録という作業は何とも不思議な作業だと思う。

よりクリエイティブに

我々は努力・進化することが出来る。納品物でしか存在感をアピール出来ないのなら、画質や品質、スピード、手法などで単なる家庭用ビデオカメラの据え置きとは違う技を発揮すればいい。もちろんログ撮影による暗部の明瞭化もひとつ。

そしてそこで鍛えられた技やノウハウは、どこにだって通用する。

今回一つ感じたのは、練習時に通しでやった後のダメだしで、映像を用いないこと。今や高校野球でさえiPadなどで撮影して見返すことはやっているし、今回はNINJA Vで収録していたので、それを即座に舞台の映像に反映すれば、演者含めて精度を高められる。ビジュアルは説得力があるんだ。

収録してすぐにポンだしするだけだから、現代の技術では簡単だ。何度も再生し、スローにだって出来る

本番でも同じ。1日2回公演なら前半に収録した映像を、すぐに見返して、後半のブラシュアップに繋げられるということ。

映像を有線で繋げるのが面倒なら無線で飛ばせばいいし、もっと手軽なのは、練習風景をYoutubeLiveにアップしたものを誰かのスマホ経由で画面に即時再生してもいい。ネットや無線を使えばいろんなクオリティが上がることを学んだ次第です。舞台 クオリティアップサービス みたくソリューションサービスの誕生!というか映画でもなんでも応用が効く(笑)

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