ちょっとした映像の編集をDacinci Resolveで行う

プログレッシブが当たり前になって、インターレースなんて走査線を動画で拝むことも少なくなった現代、本当に息を吸う様に思いつきで動画を撮れば、昔では考えられなかった高品位な映像を誰もが簡単に得られる様になりました。

 

問題は編集

4月5月の石光寺さんの撮影会を企画していますが、今年は内容を少しグレードアップするため複数のイベントを混合しようと計画しています。その紹介PRを作るのに過去動画が4つぐらいあって、それらのフォーマットが全然異なる場合、Ediusでも24P,30Pといったフレーム違いは苦労したように思えますが、Dacinciではあっさり上手くいったように思えます。気のせいかもしれませんが。

もっともAdobe社のサブスクリプション攻撃を避けられ、文字のモーショングラフィック的なものが、編集ソフトに同梱され、高度なカラーグレーディングも入って、そこそこのCPUでもNVIDIAなどの外部グラフィックがあれば、とても快適に動くDavinciは、かつてのAfterEffectsのような1フレ1フレ丁寧にレンダリングできる安定的な高品位なツールに思えます。

いずれにせよ無料のGIMPなどの画像編集ソフトを加えれば、ある種クリエイティブは無料で思う存分できるようになったと思いつつ、Ediusでやっていた編集をDavinciでどう置き換えるか、複雑な画面メニューを見るたびにうんざりするのも確かです。イフェクト系は概念を理解するのが大変。

それでも解るところを積極的に使っていると強くなっていくロールプレイング感を味わえますし、実際高品位だと思えるGH5で撮影したv-logLデータをカラグレした際は嬉しさが顕著です。フィルムチックななんともなまめかしい映像が出来上がるから、このセットはお手軽フィルムづくりにも使えると思います。

ということで、まだ半端ながら関係者用映像です。ログで撮っていない素材や、VHSレベルのスマホ動画素材も混在するので、子画面で使うとはいえ、結果的には4Kでないのですが、もうFHDも4Kも動画編集スピードに違和感を感じなくなった状況に嬉しさを感じる次第です。

もっともセンスだけはいつまでたってもダメなので、本物のプロ達に渡すためにも早く盛り上げようと思いました。

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