先日発売されたばかりのiPad Pro 2018はとても 興味をそそりますね。
特に、11月のイベント開催テーマが「創ること(There’s more in the making)」であったように、Photoshopがネイティブ対応をうたい、画面のエリアが広がって マシン性能がPC以上に上がってペンが思い存分使えることがメインの特徴になっているのです。
まさにイベントを生で見ていて、10万以上するのに終了直後に一瞬カートに入れかけたぐらいですから Apple製品は怖いなぁと思った記憶がまだ生暖かく残っています。
で、発売日に実機をということで、ヨドバシカメラやAppleショップへ行って少し触っていたのですが、ペン操作はなめらかで、その他引っ掛かりがまったくなく、極上&エリートな使い心地があるものの、決定的なことに気付いて冷めてしまいました。そう、消しゴム機能への切り替えに無理があることに・・・あくまでも個人的な意見ですが。
現在使うノートPC
経営再建のため、5年で7,000人の人員削減をうたうToshibaですが、まだNECに買われてなかったときに買ったv62 dynabookが、かつての紙のノートを葬り去らせて、かれこれ2年近く継続し、不動のペンワークハードウェアのポジションに居座っています。
標準ペンも良かったのですが、細すぎてペン先がつぶれたタイミングで、互換性のあるWACOMのBAMBOOに買い替え 今はこれに落ち着いています。何せ、ペンワークは書いて消すの繰り返し頻度が高く、ペンを握った親指あたりに消しゴムボタンが付いているので、持ち替えずに遅延ほぼゼロで書いて消してが出来ることに慣れ切っています。
iPad Pro2018の白いペン
はどうでしょう。完全な円柱形ではなくなったものの、磁石部分の一方向のみ平べったいだけで、案外持ちにくく感じました。それは慣れるとして、何よりもペン下をダブルクリックすることで消しゴムとペンを行き来出来ることが、繰り返すと苦痛で仕方がないことに気付いたのです。
端末価格としてはイラストレーターさんが群がるワコム潰しを仕掛けていると思われますが、惜しいなぁと思うわけで。
それに今回の目玉USB-C端子。HDMI 2.0規格で最大4K@60Hzをサポートするとされますが、YoutubeLive生中継用のインプット用にFHD解像度に落として出せるのかという不安もあります。もしこれが出来ないとするとスケーラーが必要であり、所有するFHDスイッチャーを通せなくなります。
そう考えると、日本の技術はすごいなぁと思いつつ、磁石でくっつく~とか、狭額縁だ!なんて魅せるショー的なプレゼンのうまさで、日本メーカーは損をしているなぁと思うわけで。OSもCPUもアメリカ産で、儲けがないし。ちなみに筆圧対応はあるものの傾き検知はToshibaはできないので、絵描きさんには向かないかもしれませんが、オフィス用途ならベストに近いと思います。
ということで昨日のオリーブ動画を。まぁいろんな不安と不満点で、まだiPad Proは時期尚早という判定をし、DynabookとiPad mni初代がまだまだ活躍しそうな感じです。(笑)