テキストをマイ音声で読めるように

Toshibaの声ステーション コエステというサービスをスマホで使ってみました。(東芝デジタルソリューションズ株式会社コエステーション(TM))

10個、30個と精度レベルに合わせて個人自らが短い単語を登録してゆけるのですが、頑張ってレベル2までやってみました。自身の音声に合わせて、声優など多くのデータベースとの組合せ技術で、テキスト入力した言語を、自分の声で自然に読み上げてくれるようですが、声そのものは本人とはちょっと異なるものの、ある程度、そんな人がいるという聞き方なら、読み上げはそこそこ自然に聞こえました

速度や感情をスライドで操作し、いろんなバリエーションが作れるのが面白いと思いました。Amazonアレクサなど音声ビジネスはこれから花盛りでしょうね。

 

音声が犯罪に使われる日

表面と裏面が見えるこの手のサービス自分のボイスをどんどんネット上にアップする仕組みはある種恐ろしい....悪用されないかとリスクを感じる人間は考えすぎなのでしょうか。

もちろんナレーター仕事を脅かす品質にならない遊びなら楽しいし、映像製作の仮ナレ自分がマイクで読み上げる面倒さを考えると、絶対に使えると思います。

とはいえ精度があがってゆけば、簡単に思いつくリスクとしては、他人がこちらになりすまして、ピザや寿司やピアノを頼んだり夫婦や孫になりすまして混乱や振り込みさせたり、ビジネス被害を双方にもたらす悪だくみは幾つも思いつきますが、これが社会的な問題、つまり政治利用なら軍隊出動や、ミサイル発射、核の扱いに至るまで発展することですね。

もっともCGに人間の顔写真を張り付けて、まるで本人のような映像が出来ている時点でこの流れは止められませんが、最近の虹彩や、指紋と合わせて、声を奪われるなどの個人情報流出が起こると、データベースのトラブルやトラップなどにより本人が本人と扱われない時代が急速に訪れる危険すらありそうです。

 

インドは生体認証 先行?!

自身の危機管理能力すらない日本の総理やセクハラ財務官僚が支配する国ではありますから、今度の消費税増税は延期ならんし、とにかく目的は納税率を引き上げるため、個人の資金の流れを管理する体制をさらに強化出来れば財務省はありがたいのです。

そのための国民背番号制度ですが、それどころか、生体情報(顔写真、両手の全ての指の指紋、両眼の虹彩)を登録して身分証明カードとするインドのような国家もあって、もう時代は後戻りできない管理社会へ進み続けるしかないのかもしれません。

インド13億人を監視するカード(アドハーの生体認証システム)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/10/13-12.php

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