紅葉がキレイなのは無理がない自然の仕組み

けっして人を楽しませようとして木は紅葉しているわけもなく、たんたんと自分の今を生きている結果、それが人を魅了するというのは、偉大なるビジネスのヒントだと感じています。

相手のお困りごとを解決するからビジネスが成り立つのですが、よくよく考えてみると、売り手も生きる必要があるから、商品なら利ざやを考えた商品設計をしているわけで、けっして奉仕をして相手を喜ばせることは、ちゃんちゃらおかしい構造なわけです。

なんのこっちゃ!と思われそうですが、相手がどんなに大手であっても、大金を積まれようが、正当性なく相手の都合で振り回されるような仕事はさっさと断った方がいいということです。もちろん相手に迷惑をかけても自分が良ければいいという自己中的なものではなく、商売には売り手良し、買い手良し、消費者良しといった三方のWinWin構造がバランスよく立っている必要があるということだと感じています。その点では働き手激減の店舗オーナーとコンビニの関係や、点検や鉄でもめる車業界など、波状しかけている業界はたくさんありそうですね。

それと資金が少ないから**が出来ないというシーンは良く有りがちですが、必要ならやるべきで、解らなければ聞く金がなければアイデアで補充するという気概が、斬新なものを産み出し、次の差別化ポイントを作っていく正当なプロセスなんだと思います。もちろん仕掛けるタイミングも相手が人物であるかという要素がもっとも大切であるから、周到に準備して、ここぞという時に槍を投げて獲物を仕留めなければクジラ漁のように自分が仕留められるリスク はなくても、チャンスが遠のくのだと思います。

 

Time is Money=命

であるからして、法人という名の人であることを意識し、断るべきは断る。ただし非の打ち所がないほど、こちらは清廉潔白である必要はありますが。とにかくここまで尽くしたが伝わらない相手なら時間の無駄、See You Next、Good Byeでさっさと必要な仕事に目を移すべきなんだと自然が教えてくれている気がします。

今日のトランプ会談を受けて、日米の絆を世界に示したという首相は、イヴァンカ氏基金として57億円を世界銀行に寄付すると表明しましたが、途上国の女性起業家、女性運営の中小企業を支援するとはいえ、金で絆を買っているように思える行為はどうなんだろうと思う次第です。

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