自作PCをライブで作る 新しいライブの形

どんなジャンルでも普通は人に見られると緊張します。

TVを所有していたころによく見ていた料理の鉄人という番組も、スタジオで技とスピードを競いながら、ジャンルごとの鉄人が、ライブで作っていっていました。繊細な味は、落ち着かなければ味わえないし、創作を当日考えるとなると、食材を味見しつつ、出来上がりのデザインをイメージし、かつすべてがうまくコーディネートされていないと勝つのは難しいと思います。

ほんと、よくやるなぁと感心したものです。

これも古いですが、ざこば・鶴瓶らくごのご という番組で、お題を即席でもらい、それに合わせてネタを作っていくという普通ではあり得ないことをやっていたのが印象的でした。芸歴が長かろうと、師匠と呼ばれていようと、この難しい作業に向かうのは余程、落ち着きがなければだめでしょう。

料理は食べる人がフォローできるけれど、落語は、視聴者さえも話を聞けるため、恐ろしい試練じゃないかと。

また香取慎吾が出ていた三谷幸喜のHRでは、約30分間ほぼノンストップでドラマが撮られた思い出深いドラマでした。なにせ舞台チェンジのための暗幕もなく、すべてがリアルタイムに進行していくから、セリフが飛んだらどうするんだろうと思いつつ、一流の女優、男優が必至でやっていた緊張感が、見る側にはとても心地よかったです。どうやら7台のカメラを使っていたのですね。カメラマンも大変だ。

ということで、今日はYoutubeLive(収録)で自作PCをリアルタイムで作り上げる番組を見ました。相手は精密機械であり、しかもケースやマザーボード、グラボなど様々な形や組んだ時の相性など、リアルタイムショーでやるのは大変だと思います。

まさに今回は、ケースのファンにCPUファンが干渉して、ケース側のファンを外すというハプニングなど、さまざまな試練が起こって、手に汗を握りました。東京からアスキーが枚方に来ていたのですね。やはりPCパーツを売るには作り方を見せるというのは王道ストーリーですが、勉強になりました。

人は予定調和よりも偶然の方に惹かれるのは、変化を求め、新しいものに惹かれる人間の本質だからなのかもしれません。そしてハプニングというドキドキを求めているのかもしれませんね。様々なヒントになったような気がする台風DAYでした。

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