vlog-Lで収録した映像をカラーグレーディング

心境的に必要&不要を行き来するカラーグレーディングという作業について。(カラコレは一応、本来の色に戻すという意味があると思うのであえてこちらを使用)

今回は必要説。日常見慣れた景色がよりリアルに映りすぎる機材群が全国民の手中にある現在、特に作品とはいわないまでも、Youtubeなどに動画をアップするような人は、人と違ったものをアップしたいという欲求を持った人も多いのではと思います。(マズローの承認欲求なんて言葉を言いたくない)

本来は撮影アングルやパンやズーミングなど、撮影スキルでその差を作り、さらにはかっこいい音楽、リズムに合わせた編集で大きく差を開けるというのが王道だと思います。

しかし少しばかり上手いといってもドローンやジンバル撮影の絵と比べてしまうと、三脚や手持ちの撮影はもうありふれすぎて、見慣れすぎて埋没する傾向もあります。もちろん緻密なセンスで切り取った絵はたとえ、フィックス(止まった絵)であっても、かっこいいと思えるのですが、ちょっとやそっとで身に着けられるものではないし、やはり合理化とセンスの混ざり具合が肝になる、つまり経験からくるものが大きいのだと思います。

こういう時にドラえもんがいれば間違いなく、”カラーグレーディングぅ”というでしょう。スマホで言うところの”インスタ映え”という言葉が市場を席捲する現代に置いて、色をおしゃれにしたり周辺をデコルことに良く似た話なのかもしれません。

いずれにせよ、この作業自身に合理性があるわけもなく(カラコレは合理性があるけれど)、本業にはしたくありませんが、非現実的にお遊びやPR系でスパイスとして使うのはありだなぁと思った次第です。

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