自然のBGMの中、山登りは健康をもたらす

人が創った作品・アートで人の心をうつものはたくさんありますが、やはり自然に適うものはありません

蜀咏悄 2017-08-13 15 54 17まさに山を登るといろんな恩恵があることを感じざるを得ません。たとえばBGM。夏であれば「つくつくぼうし」や「みんみんぜみ」といった夏の風物詩、セミの声が歩く人間にエールを送る。どんなに素晴らしい音楽も自然の声にはかすんでしまう。

同様に歩くということは、指圧したり足裏マッサージしたり、お金をかけずとも健康に役立つようになっている。青だけふみや、深夜の有料ジムに囚われなくても。

やはり人間、はだかで生まれる限り健康は無料、金がかかるわけがないのだ。

一方で機械やお薬に頼ると産業には貢献するかもしれないが、実は当人にとってメリットはあまりない。お薬が本当に効くなら利用は一度でいいはず。なのに何度も服用させられる。依存を生むことでビジネスを作っている証拠だ。

しかも日本の公的医療保険は1980年ごろから切り崩され、がん保険はアメリカ系保険会社がしっかり独占的に押さえ、ヘルスケアリートといわれる医療の大型チェーン化は特区で解禁された。日本を売って自身が大儲けした竹中へーぞうあたりの戦略がうまくいった証だ。

蜀咏悄 2017-08-13 16 07 40さらに政府はアメリカ医療品を毎年2兆円輸入を約束させられている。日本の製薬会社がどんなに良い薬を生み出しても、輸出はわずか2000億円に満たない不平等条約が政府間で確約されている。

とにかく1960年代アメリカの金融部門はGDP2%だったが、2010年には全体の40%を占める。保険会社と投資会社が日本から巻き上げるべく年金に公的医療保険、さらに農業といった分野にターゲットを向け、実行に移している。

10年後の日本が崩壊しないためには自身がクスリに頼らず健康になることしかないのかもしれない。

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