遠隔地運用&修正の簡単さ を再度実感!

ある現場では、一日中写真とビデオを撮影しまくり、共有していろんな人が再編集をしつつニュース素材をアップする工程を、遠隔地からウォッチしつつ、報告をもらい指示するという実験をしています。また、お客さんとの儀式的(合理性のない)プレビューを廃し、ネットプレビューで、面倒な関係者全員の時間調整しなくても、動画を完成させる工程も板についてきました。

 

とても未来

だと思うのが、共有の仕組みでは、関わるいろんな人が作業した結果が次々にデータアップされる模様がリアルタイムにアラートされること。気になるファイルがあったらすぐにチェックできたり、ずっと見守らなくても、ある時間軸で仕事の中身が次々と把握出来ることでしょう。グループウェア時代より圧倒的進化ですが、もちろん契約あってのお客さんと当社の協調作業の賜物、法務部巻き込んで双方の良い落とし所で決着しているからです。

映像編集ソフトのプロジェクトファイルを共有の仕組みに置くと、編集ソフトを開いたり、自動保存されるタイミングでアラートも見えたり、ソフトベンダーが想像しなかったであろう使い方すら、便利に使えている現実があります。

どんな業種であっても、一部の人が徹夜して苦労して大事な部分を担っている、まさに縁の下の力持ちが存在しているわけですが、その負荷を下げる努力を企業はまだまだ出来ることを実感しました。

 

恒例の字幕テロップ修正作業もしかり

jimaku2字幕をテキスト運用したおかげで、ひとつひとつの字幕を個別に直すのではなく、全体の字幕ファイルをメモ帳で開いて一斉に文字を置換したり、読みやすいようにスペースを開ける作業がまるでブログを書くように片手で出来る便利さを楽しんでいます。

同じ作業を繰り返しするほど無駄なことはなく、これこそがコンピュータがやるべきことで、AIうんぬんよりも、まだまだ職を維持しつつ、人間しかできない事に力を向けられる余地がたくさんあることを確信しています。金をかけずに効率向上が出来る部分はまだまだ眠っているのです。

 

足を引っ張るのは頭の固い経営層

最先端は不要としても、新しい便利なことに頭が向いていない勉強不足の経営トップや幹部、おんぶおばけ業者がいる企業は案外多く、固まった頭で、つまらないルールに固執させ、現場を混乱させ、どうでもいいことに力を使い果たしてしまう....きっと日本企業が変わるべきは経営者のIT改革と、なんちゃってコンサル会社の駆逐だと思う次第です。

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