写真もv-log L動画でカラーグレーディング

いつも新しいチャレンジがないと萎えてしまう性格なのか、出演者からイベント記録を頼まれたのを機に、ちょっと考えてみました。

マイブームのジンバル撮影は流石に目ざわりなので、三脚を使った2カメ撮影することにしました。単なる三脚2台はつまらないので、どうせ電車移動だし、軽量化も目的に、いつもの小さい体制ながら今回初の4K2カメ体制を組んでみました。1台はLumix G7、1台はGH5。双方が合う規格は4K24Pのみなので、それに合わせることにしました。ホワイトバランスはAUTO。NDフィルターは面倒なので、シャッタースピードは60を基本にF値で調整できなければ高めました。

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チャレンジは4K2台+三脚1台

写真撮影忘れましたが実際は、GH5を三脚プレートに据え置きズームレンズ14-140を装着して寄り引きし、12-35mmレンズをつけたG7は基本的にフィックスとして三脚の足に括り付けるだっこちゃん方式で実現しました。

G7の水平が難しいように思えますが、自由雲台と3アームがひっついた機材なので、それなりに簡単でした。収録時間は40分ちょっとぐらいありましたが、30分しか撮れないG7をGH5は64GB2枚で1時間以上撮影できるので十分フォロー出来ました。

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書き忘れ v-log LでGH5は設定

曇りだから明暗差は少なくどれぐらい実力が発揮できるか解りませんでしたが、10bit4Kに設定し、後からカラーグレーディングをしてG7に合わせることを考えました。(下の集合写真はわざとレトロっぽくいじりましたが解像感は抜群ですし、通常カラーの戻せます。)

結果的には全く問題なし。あえて使えない点があるとすれば、14-140をつけたGH5で寄っていく時、ピントが大きくずれてシャッターボタンを強押ししないと復帰しなかったこと。当初の14-140はプラスチッキーな筐体ではなく、金属っぽいもので、スムーズなズームが可能ですが、まだ現役のGH3との組み合わせではありえなかった現象だけに、少し要注意だと思いました。

スクリーンショット (294)むしろ、撮影後の記念写真を頼まれて、写真モード変更に戸惑い、そのままv-Log L動画を撮影したことが思いのほか良い結果が得られて驚きました。現場では写真を装うために便宜上 「はい!ポーズ」を連呼してましたが、実はずっと撮ってました(笑)

4Kだから写真より解像度は少し低いのですが、LOW現像(GH5では未体験)とはまた違うカラーグレーディングした動画から切り出した写真は不思議な立体感があり、粒上ノイズはとても味わいの深い絵になったのです。もちろん動画写真はYoutubeに4Kとしてもアップしたので思い出倍増でしょう。

カメラマンとしての腕の見せ所であるシャッターチャンスですが、リスクを考えると、6Kフォトなど写真モードの連射もいいけれど、さらに安全な新しい技を身につけたような気がします。ちなみに編集のことですが、4Kレンダリングはcore i7 7700のミニPC(Mini-STX)のお蔭で実時間で出来るようになりました。43分映像をレンダリング時間47分

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