あらゆる業界で素人と玄人の出来ることが近づいていく

世界中で売買ができる

テレビ、ラジオ、新聞、雑誌といったマスメディア業界が存分に情報を支配・コントロールしてた時代は、ノウハウ共有が適度に行われていた一方で、それ以外の情報の入手経路は金かコネで得るぐらいしかなかったように思えます。

また、貿易差益で儲けたり、あちらで流行ったものを日本に取り入れただけのマネ商売でも、それなりに長い間大儲け出来たビジネスもありましたが、瞬時に情報が伝わるこのネット時代、まったくうまみがなくなり消滅しつつあるのではと思ってしまいます。

たとえばAmazon日本で商品が高ければ、米Amazonで買うし、それがまだ高ければ、ebayアリババを使う。さらには無名海外企業であっても、Paypal経由クレジットカードで購入する。

その後ろ足で、日本法人は**円も乗せてぼったくりという為替事情、人件費など固定費を無視した根も葉もないうわささえ、真実味を増してきますから不思議です。とにかく英語が解らなくても開設ページがたくさんあるから、何とかなる時代がやってきたのです。

 

大手こそ危ない?

自身の畑で出来た農作物を売りに来るおっちゃんから買ったビワ。優しいあまさ。

自身の畑で出来た農作物を売りに来るおっちゃんから買ったビワ。優しいあまさ。

カルテルかコンツェルンか知りませんが、互いに着ぶくれした業界や大手企業同士が手をつなぎ、横一列でゆっくり動けば最大の攻撃と防御になっていたのが、まさかの素人が意表をついてプロになり、斬新なアイデアですべてをかっさらう可能性すら出てきたように思えます。

この背景にITがあり、その上で流れる情報がありますが、ブログやSNSなどであらゆる人々が、直接つながったおかげ と、おそらく人のために何か発信したいという慈悲なこころが入り混じって、利益ゼロでも高度な情報を発信する人が増えた。つまり何をするにも、障壁がなくなったような気がします。

つまり、電子マネーの到来で銀行がリテール決済手数料で儲けられず、潰れる時代も近づいているということ。他の業界も同様、一つの仕事をみんなで配分するのは効率がいいけれど、クビになったら何もできない人が乱立するリスクさえあるということ。

 

大チャンス到来

振り返れば敗戦国として占領下のほとんどの権利や過去の遺産がリセットされた中、日本でたまたま、あちら側に上手く立ち回った人間たちが、土地や様々な権利を得て獲得した金や機会で、事業を作り、大きくしてきたこともあったようですが、まさに今、それが世界的なシャッフルがおこっているような気がするのです。

 そういえばこのところAmazonに送付した商品が誰かの買い占めか、すぐに売り切れてしまい、作っても作っても、すぐにつくる必要が出てきてルーチンワークが変わり、焦っています。人のため商品なので、たいした利益はとってませんし。まぁ映像業者が映像以外の商品を売っても誰も販売者を気にせず、商品の良し悪しを見る時代がきたということ(苦笑)

 

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