バラはあっけない
キレイな薔薇(バラ)にはトゲがある。そして綺麗なバラこそ、散り際が汚い。
深い意味はありませんが、誰かが話していた言葉。なるほどなぁと思った次第です。ふと「薔薇 散る 汚い」でネット検索したら、15万件ぐらい出てきたので、案外みんなそう思っているのかもしれません。
どうして汚い?!
あのキレイさがあるからギャップで余計そう思えるのか(歳とって崩れる芸能人のごとく)。さっと散らずに残る、潔さがないからか、少しづつ黒ずみ花が少しづつ汚れるからか。端から崩れてくる様は、悲しいほどに醜くいと思えるから不思議です。
と思って調べたら一期咲きのものや、四季咲きまであるのですね。次の開花のため、色褪せ、茶色に変色したら、切るか、花首を手で折るという文書を読みました。
石光寺の寒牡丹は二期咲きで、特に冬は、無駄な葉を落とし、最小限の栄養だけで保てるギリギリ1本の枝を右に左へと、苦し紛れに折れながら伸ばし、ここぞというところで花を咲かせることを学んだので、少し納得です。
結局自然は、昆虫を寄せ付けるか、風を呼び込んで花粉を運んでもらって、子孫を残すことさえできればそれでいよいのですね。
そのために、栄養を花に集中して一気に咲かせる!だから用が終わったあとは、見た目がどうこう、人間がどう思おうが関係ないのですね。
キレイな散り際のバラを見つけたと思ったら、きっと人間が手をかけていたのでしょう。良い共存だなぁ。
人間は自然から何を学ぶか
あらためて人間を考えたら、年中、外見を磨いている人は多いですが、中を磨いている人は少ないなぁと自身も含めて反省する次第です。
良い食が良い体を作るように、健全な精神や行いが良い顔や、良い姿勢をつくっていく。やがてそれが外見に反映される。悪人は悪行をするからすぐに見分けがつく。・・そう考えると、明治の日本をつくった人達の肖像画や写真を見て、感じるものがあります。
以上、見頃をそろそろ終わりそうな中の島公園のバラ公園を、通って打合せに行くときのことでした。
で肝心なタイトルのことですが、ヨーグルトなど動物性の乳酸菌は体が防衛本能を働かせて、ほとんど腸に届くことはない。しかし植物性の乳酸菌である漬物に、からだは闘争本能を頂かないから腸まで生きて届く。その話を打合せでしたらやけに受けたということが言いたかったのでした。(笑) |