造幣局のサクラの通り抜け その1

ぱっと持ち出してざっと撮る

もう何年になるだろう。SIGMA社SD9という一眼レフを購入し、レンズ3本を購入してから。

 

潔い仕様・・とんがっている

当時からRAWのみと潔い仕様で、かつフォビオンという画期的なセンサーを採用、ローパスフィルターというモアレの元になる従来の当たり前をくつがえした会社。

使うものを選ぶカメラというとかっこいいけれど、電力食いであるため、バッテリー問題や一部の色転び問題、そして、少しのブレでもひどい絵になるという難しいカメラでした。

もちろん今でも現役のこのSD9は、相変わらず決まったら恐ろしい絵を吐き出してくれます。フィルムチックというのでしょうか。そして現像の楽しさとともに。

 

ローパスフィルター?

写真 2016-04-08 16 33 13今でこそ、ローパスフィルターなんて・・・という風潮がありますが、やはり先進的な動きをしたシグマ社は、今では立派なブランドを形成し、特に良い物は良いとする外国人を筆頭に、国内主要メーカーのユーザを少しずつ、シグマ派に転ばせていった経緯があります。

とにかく国内主要メーカー、特にトップは当然ながら商売があまりに前にいきすぎて、たいした進化もしないのに、どんどん型名を前に進めていて、ユーザの嘆きを無視した不毛な消耗戦を繰り広げています。

 

動画も一眼、しかし写真はシグマ

写真 2016-04-08 14 13 23動画はPanaの一眼を使用しながらも、やはり未だに写真はSD9、もちろんシグマ社は、その後も進化し、SD1とか、DPシリーズといった業界に革新的な製品を出し続けています。

そんな姿勢にベンチャーの雄を見るとともに、いまだに現役強いSD9のボディーを触っていて、驚きを隠せません。もっとも写真の腕はあがらず、ゴミはメンテしないままなのは、個人的問題として、1年ぶりに、造幣局の通り抜けにいったのでございます。(笑)

コメントを残す