医療費が上がり、大腸がんや肺炎が増加しています。
食を、体を勉強すればするほど、命をかけて闘った戦国時代など
体力が必要だったあの時代の食はどうだったんだろうかと
考えさせられます。
家康が奈良漬が好きだったとか・・
漬物が体を守ってくれていたとか・・
梅干と味噌汁で米俵30キロ級を持ち上げていたとか・・
驚きです。
そして古い文献、歴史書は結局のところ、
宗教的な書物に行き着くわけで、
それを見れば見るほど、なるほどと
腹に落ちることが増えました。
年間100万人が訪れる禅の聖地
曹洞宗大本山 永平寺。
そこには次のおしえが書かれてあります。
<精進料理の心得>
五観の偈(げ)のおしえ
1.この食事がこうして目の前に運ばれるまでに
かけられた多くの手間と労力を考えてみよう
2.自分はこの尊い食事を食べるに値する行いをしているか、反省しよう
3.私たちの心を曇らせているむさぼり、
いかり、おろかさの三つの毒を退け、
欲を離れ過ちをおかさぬよういましめよう
4.美味を楽しむためではなく、
この身が痩せ衰えることを防ぐ薬として
ありがたく食事をいただこう
5.仏道を成し遂げようとする願いを叶えるために、
このありがたい食事をいただきます。
(感 想)
4番は ほんとそのとおりだと思います。
口においしくても、胃や、小腸、大腸に大負担をかけているから
いろんな病気になるのだと思います。
不妊もごはん食を食べなくなったからという説もあります。
5番は仏道=自分の道と置き換えると
わかりやすいですね。
とても深く、勉強になります。
たまには甘いお菓子やケーキ、パスタ、肉を離れるのも
いいかもしれませんね。